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中国の通信機器ベンダであるファーウェイから新しいスマートウォッチが登場。
本日発表されたが、ファーウェイ製のスマートウォッチのラインナップにGT3 SEが追加された。
すでに海外では発売されており、日本でも発売となった。
ファーウェイといえば、以前はスマホやタブレットで日本の市場を設計したのだが、USのトランプ政権時代に5G世代の通信機器の寡占を憂慮した結果、USおよび資本主義の各国の市場から締め出された。
この結果、ファーウェイ製品では資本主義各国が作る半導体を買えなくなり、また主要なソフトウェアの利用もできなくなった。
主要なソフトウェアの代表がAndroid OSだ。このため、最近のファーウェイ製品はタブレットも出ているが、すべてAndroidではなく互換性のあるHarmony OSになっている。
OSが異なれば動かないアプリもあるだろう。そう考えるのが普通なので、ファーウェイ製のタブレットが売れていると聞いたことはない。
スマートウォッチについても同様に、Googleが提供するOSが使えないので、独自にHarmony OSを開発して搭載しているようだ。
こちらもアプリが心配といえば心配だが、スマートウォッチにどんなアプリを求めるかで決めればいい。最低限の健康管理や電話の着信、メッセージ通知はアプリなしで搭載されている。
情報漏洩などの心配もあるかもしれないが、数年前はみんな安いスマホにはファーウェイを使っていた。今更感がある。
では新しいスマートウォッチ、GT3 SEの特徴を見ていこう。
この見た目。男性好みのビジネスカジュアルに似合う、グラファイトベースの色味。文字盤はいろいろ選べるが、この文字盤にすると、ダークスーツに似合いそうだ。
画面は円形だが、1.43インチの有機ELディスプレイだ。もちろんタッチに対応する。
GPSを使う状態でワークアウトしても2週間もバッテリが持つそうだ。アップルウォッチ6はWiFiもBluetoothも切って、やっと1日半持つかどうか。アップルウォッチ8では改善されているが2週間も持たない。このロングバッテリは驚異だ。ちなみに2週間の利用内容は下記の通り。
スマートウォッチのメリットとしてあげられることの1つに、文字盤を簡単に変えられることだ。
無料の文字盤がいくつかありさらに数十円~の有償ではあるが、イカシタ文字盤が多数ある。自分は音ついた感じのものが気に入っているので、変えなくていいけどね。
一般的なランニング、水泳だけでなく、スキー、クライミング、トライアロン、サイクリングもある。
スマートウォッチで健康管理する場合の要素は、睡眠の時間管理や心拍数などがある。GT3 SEでも例外なく、これらの監視と管理ができる。
なんと、寝言やいびきを記録してくれる機能があるようだ。よくスマホのアプリでいびきを記録するものがあると聞くが、これをスマートウォッチでやってくれるのはうれしい。
Pixel WatchはGoogleが提供し、iOS用のアプリがないので接続できない。その逆にアップルウォッチはAndroid用のアプリがないので接続できない。
それぞれの陣営が囲い込むために相手のスマホを使えないようにしている。
昨年アップルウォッチ6を購入した際、iPhoneがないとセットアップできないと知り、慌ててiPhone SE2を購入した。
その点、ファーウェイは第3者の立場なので、両OSに対応してアプリを提供している。その点は自分のようにAndroidユーザであるのにアップルウォッチを使いたいユーザにはいいだろう。
十分な数があるか不明だが、ファーウェイ製のスマートウォッチでもアプリを入れることができる。
さらにスマホのアプリにより、吸い上げたデータを管理できる。例えば睡眠時間、心拍数の履歴だ。
アップルウォッチもPixel Watchもそうだが、スマホに着信した通話に応答し、話すことができる。メッセージを読んだり、簡易的に返信できる。
音楽データをダウンロードし、聞くことも可能だ。
面白そうな機能として。遭難に対する予防に使えそうなのがルートバック機能だ。山登りなどでGPSの記録を行い、万が一遭難しても来た道をたどって戻ることができる。
この機能は使えるワークアウトが限られているようだ。
これから冬山の登山をする人もいるだろう。助かる機能に思える。
AIランニングコーチ機能は、アプリにライフスタイル、年齢などをインプットすることで、その人にあったプランを作成してくれる。
いつ、どのくらいの時間、どのように走ればよいか指示してくれる。試すといいだろう。
5気圧、50mの水深に耐えらえるそうだ。
あれっと思ったのが、電子マネー。アップルウォッチもPixel Watchもやっていて、赤ちゃんを持つ若い女性が財布やスマホを出さなくても電車に乗れて助かると聞く。
Android Payを使えないので、実装できないのであろう。電子マネーが必須の人は選択肢から外すしかない。
SIMを内蔵していないので、緊急SOSのような機能は実装されていない。スマホへの着信の応答もBluetoothでイヤホンみなしでしているに過ぎない。
あとはベルトが切れたときに交換する部材が手に入るかどうか。腕時計を保護する、アップルウォッチのようなカバーが発売されるか。
この辺りが気になる。
ファーウェイ様から発売前の商品を提供していただき、1週間使ってみた。次回は外観を書く。
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