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インテルの業績が良くないようだ。ちょっと前に合った決算は予想以上に悪く、ここにきて事業売却のうわさが出ている。
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ロイターによれば、インテルの経営幹部は立て直しのため事業売却、設備投資見直しの計画を立てているようだ。
具体的には引用しよう。
計画にはプログラマブル半導体部門アルテラなど一部事業の売却を通じたコスト削減案などが含まれる一方、インテルの分割や半導体受託生産(ファウンドリー)事業の売却はまだ含まれていないという。
関係者によると、幹部らは工場拡張のための設備投資をさらに削減する計画を提示するとみられ、遅れが報じられている320億ドルのドイツ工場建設を一時停止、もしくは完全に中止する案が含まれる可能性がある。
アルテラという会社の買収の話は記憶にないが、NAND事業を売却しても残したということは有望なのだろう。
しかしこのままではインテルは倒産してしまう。その前に売れるものは売るのだろう。
インテルの株価は今年になって下落しているらしいが、経営に対して疑義があるのだろうか。
インテルのCPUリリースを見ている限りはそんなこと、みじんも感じない。
しかし会社はがたがただ。おそらく微細化技術のリリースが贈れ、低電圧の高性能CPUを作れないのだろう。
AMDは製造についてはTSMCに任せているようで、製造技術のことを気にせずCPUの設計ができる。
インテルは自社で製造することで有利な立場になろうとしている。それが足かせになっているようだ。
第12世代Core iを出したあたりはインテルの復活を感じられた。
しかし、最近のバグの話があり、対策に時間がかかった。インテルの技術力は地に落ちた。
残念だが、現状のままではインテルが復活する糸口が見えない。いっそ製造をやめてCPU設計だけの会社になる方が良いのではないだろうか。
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