スポンサーリンク
IOデータが新しいWiFiルータを発表した。2.5GbEでWAN/LAN両方とも接続できる安価な機種は初と思う。
ネットワークのニュースに関するまとめはこちら。
ゲーミングルータと書かれているこの新しい機種、WN-DAX3000QRはWiFi6対応で2.5GbEにも対応する。
WiFi6は1Gbps超で接続できるので、WAN側が1Gbpsで制限していると、いつかは帯域不足が見えてくる。
今はもうWAN側、つまり光ファイバによる通信は家庭用でも10Gbpsが提供されているので、1Gbpsを超えるWAN側のポートはそろそろ標準になるのだろうな。
今までもASUSなどから1ポートだけ2.5GbEを搭載した機種はあったが、WAN/LAN切り替え方式でどちらかしか選択できなかった。
この機種ならWAN/LAN同時に2.5GbEを利用できる。WANはもちろんフレッツ光などにつなぎ、LAN側は2.5GbE対応のNICを搭載したPCやNASをつなぐといいだろう。
WN-DAX3000QRの特徴を挙げる。
WAN側ポート | RJ-45 2.5Gbps、1Gbps、100Mbps、10Mbps |
---|---|
LAN側ポート | RJ-45 1ポート:2.5Gbps、1Gbps、100Mbps、10Mbps RJ-45 3ポート:1Gbps、100Mbps、10Mbps |
インタネット接続方式 | IPアドレス自動取得、PPPoE認証(1セッション)、 IPアドレス固定、IPv4 over IPv6(MAP-E)、 IPv4 over IPv6(DS-Lite)、DHCPv6-PD |
無線LAN規格 | IEEE802.11ax、IEEE802.11ac、IEEE802.11n、 IEEE802.11a、IEEE802.11g、IEEE802.11b |
無線伝送速度(理論値) | IEEE802.11ax(5GHz帯):最大2402Mbps IEEE802.11ax(2.4GHz帯):最大574Mbps IEEE802.11ac(5GHz帯):最大1733Mbps IEEE802.11n(5GHz帯):最大600Mbps IEEE802.11n(2.4GHz帯):最大300Mbps(※) IEEE802.11a/g:最大54Mbps IEEE802.11b:最大11Mbps |
無線LANセキュリティ | WPA2-PSK (AES)、WPA3-SAE、WPA3-SAE Transition |
無線LAN機能 | MACアドレスフィルタリング(最大32エントリー)、 SSID通知のON/OFF、マルチSSID設定、 自動チャンネル設定(オートチャンネル)、 送信出力制限、WPS、WMM、Wi-Fi設定コピー、 リピーター、MU-MIMO、ビームフォーミング |
接続できる台数 | 推奨30台 |
アフィリエイト広告 ここから購入いただきますと当ブログに報酬が支払われ、運営資金になります。
肝心の速度はWEBに掲載されている。これを見る限り、WAN側は1Gbps以上の契約のフレッツが欲しくなるし、LAN側もPCは2.5GbEのNICを搭載、スマホはWiFi6対応機種が欲しくなる。
こんなに速くて何に使うの?と聞かれたら答えるのは映像配信、ダウンロード、ゲームだろう。
WAN側の帯域が太くなれば、家族ばらばらでテレビでネット動画配信を見つつ、在宅勤務やリモート授業を受けることが可能だろう。
ダウンロードは言うまでもないが、毎日何個もダウンロードしたい人はどれだけいるか疑問だ。でも速くなることは中断してリトライされる可能性も減るので選択できるならそうしたいところ。
最後のゲーム。これ目的でWANやWiFiルータを変える人もいるだろう。eスポーツとして最近流行ってきているゲームは、コロナウィルスによる在宅時間の長期化もあって人気だ。
暇だからゲームをしているって、諸兄もいるだろう。自分の場合も在宅勤務の開始がドラクエウォーク開始のきっかけだ。こんな目的でもないと、散歩する気になれない。
今後もゲーミングに関する製品は多々出てくるだろう。ゲーミング目的の製品は通常の目的にももちろん使える。
幅広く多様な製品が出てくるといいと思っている。
PR