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10GbpsのLANに普及の兆し その後 2021年3月

 

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10GbpsのLANに普及の兆し その後 2021年3月

10Gbpsの機器の普及が見えてきたのが2018年頃。
そして2年半たち、いよいよ本格的な普及が見込まれそうだ。
その他の周辺機器のまとめはこちら。

ネットワーク機器のまとめはこちら。
ストレージのまとめはこちら。

LANのトレンド

以前書いたのは2018年7月だった。

それ以後、NASに10Gbps対応の機器が出たり、マザーボードに2.5GbpsのNICが実装されたりと
2020年あたりから1Gbps超のLAN機器の動きが活発になってきた。

今日は改めて、現状を確認する。

NIC

2018年の調査では、10GbpsのPC用NICは16,000円くらいだった。
当時は海外製のあまり聞いたことがないメーカが多かったが、今は国内のバッファローからも発売されている。

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これをデスクトップPCに組み込めば、10GbpsのNICが装備される。
同様の製品が安価なネットワーク機器を提供するTP-LINKからも出ている。

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2018年の予測では、2021年の今はもう3000円くらいになっていてもいいくらいなのだが、そこまで進んでいないようだ。
一般的なWEBのアクセスくらいなら、1Gbpsでも十分だからなぁ。
10Gbpsが生きるのはWANではなくLAN内の機器との通信だ。主にバックアップなどストレージに関するものだな。

一方でノートPCはこの手が使えない。ノートPCにある拡張方法は基本はUSBで、装備があればThunderboltだ。
とりあえずUSB3.2 Gen1(旧USB 3.0)に対応していれば10Gbpsは無理だが2.5Gbpsの規格であれば
USB→LANへの変換ができる機器が発売されている。

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自分も先日購入してみたので、近日レビューする予定。

LANケーブル

1Gbpsを超えるLANを使う場合はケーブルも変えておきたい。
カテゴリという名称でランクがある。1Gbpsなら5eで良いが、1Gbpsを超える場合は6以上がいい。
自分としては将来を見据えて6Aにしておくほうが良いと思う。6と6Aで価格差はそれほどない。

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ハブ

これが問題だ。
PCにNICを載せたとして、対向の機器も10Gbps対応のNICを持ったストレージだとすると、この2つの機器の
通信だけで良ければ直結すればよい。
でも、他のPCも使いたいとなると、ハブがなければ困る。今、1Gbpsの8ポートのハブは3000円くらいで
買う事ができる。この値段になるのはいつだろうか。

2018年当時はかなり高かったが、今もまだまだだ。
安さの最先鋒のTP-LINKから近日下記機器が出る。5ポートと8ポートだ。

10GbEハブ

10GbEハブ

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この製品の特長は下記の通り。これを買えば100Mbps~10Gbpsまで一通りのネットワーク通信機器を接続できる。

  • 5スピード接続:100Mbps / 1G / 2.5G / 5G / 10G接続
  • 静音設計:ファンレス設計(5ポート製品のみ)
  • 金属筐体

これらはすべてのポートで10Gbps通信が利用できるもので、そのジャンルでは最安と思う。

一方で過渡的に、数ポートだけ1Gbpsを超えるものとして、他は1Gbpsのままという製品もある。

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このNetGearのGS110MXは、2ポートだけ10Gbpsで通信でき、残る8ポートは1Gbpsだ。
上述のようにPCとNASだけ10Gbpsでつなぎ、他は1Gbpsで良ければこの製品でも当面はいいだろう。
個人用途なら十分だ。SOHOのように少人数の会社、事務所であれば、先のTP-LINKの製品を
思い切って買ってしまうか、暫く待って安くなったら買うのであろう。
現時点で10Gbpsを使いたい需要がなければ、急いで買う必要はない。PCの置き換えが進むときに
考えても間に合うし、今困っていないなら半年後もまだ困っていないだろう。

無線LAN

無線LANはWiFi6の登場ですでに1Gbpsを超える通信を提供している。このため無線LANルータに2.5Gbps以上の
NICを装備した製品が出ている。
例えばASUSのこの製品だ。

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Wifi6であれば2.5Gbpsで十分だ。5Gbps,10GbpsのNICはコスト高になるだけでメリットは少ない。
まだWiFi6も2.5Gbpsも装備している機器は少ない。もう少し待ちかな。

NAS

いよいよ個人用途のNASも1Gbpsを超えるスピードが始まった。
地デジ用に購入しているIOデータのHDL2-AA0/eの後継であるHDL2-AAXシリーズは2.5GbpsのNICに
なっている。

地デジを対象とすると選択肢は少ないが、一般的な用途のNASであれば下記のような機器を探すことができる。
バッファロー LS720D, LS710Dシリーズ  2.5GbE

BUFFALO バッファロー NAS[4TB搭載 /2ベイ] LinkStation 2.5GbE搭載 高速モデル ブラック LS720D0402

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QNAP TS-x53Dシリーズ 2.5GbE

ASUSTOR AS5x0xTシリーズ 2.5GbE

ASUSTOR AS5202T [外付けHDDケース(3.5/2.5インチx2ベイ 2.0 GHz/2GB DDR4)]

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ストレージはNICの高速化でメリットを最も受けるデバイスだ。NASに負荷が集中して仕事に支障がある、
とったSOHOの悩みはNASの高速化である程度解消できるだろう。個人用途ではまだ早いように思えるが
仕事であれば生産性が向上する見込みがあれば導入してもいい時期だ。

WAN

フレッツ光など、10Gbpsのサービスは始まっている、値段が高くなるが在宅勤務のために高速な環境を
揃えたいという人の選択肢になるだろう。
フレッツ光
ただ、ネットワークの遅さはフレッツ光のせいではなく対向のサーバ、システムの問題が多い。
そのあたりを見切ったうえで、契約変更に臨みたいところ。

まとめ

10Gbpsを見据えて、小さいステップを踏んで高速にしていく動きが活発だ。ストレージもPCのマザーボードも
2.5GbpsのNICを積んだものが標準になってきている。
10Gbpsはまだ高いから、過渡的なものとして出ていると思う。
過渡的なものが嫌で10Gbpsが安くなるのを待ってもいいし、高速化のメリットを速く享受するために2.5Gbpsを
一部の環境に取り込むのもいいだろう。

自分としてはPCやNASは数年で変えていくものだから2.5Gbpsを取り込んでもいいが、ハブは結構長く使うので
10Gbpsを買いたいところ。8ポート5,000円になれば間違いなく買うが、まだまだ先になりそうだ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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