スポンサーリンク
2020年5月14日更新
5月25日よりドコモが新料金プランを開始する。
主に利用頻度が少ないユーザが安くなる。
一時期はドコモへのMNPを考えていたので、どのくらい有効か検証する。
ドコモについてのまとめはこちら。
以下のものが開始される。
ベーシックパック 2,480円から
ベーシックシェアパック 1,980円から(モデルケースの場合)
この新料金の提供開始により、データMパック、データSパックは新規申し込みの受付を終了する。
検討していた頃は、最低料金にするためには2GBのデータパックSになり、まあまあな金額になっていた。
これは一部ユーザには値下げになる。
通信量が少なく、しかも通話もほとんどしないユーザは、変更を検討してもよさそうだ。
仮にMNPでXperia XZ1に交換すると仮定して、計算した。
(5月12日時点。新料金はWEBで計算するサービスがないので独自計算)
機種 | 1,107 |
---|---|
カケホライト | 1,700 |
データパックS | 3,500 |
合計 | 7,047 |
これが新料金では、
機種 | 1,107 | 変わらず |
---|---|---|
カケホライト | 1,700 | 変わらず |
ベーシックパック | 2,900 | ただし、1GBまで |
合計 | 5,707 | *試算につき誤りがあるかもしれない |
ベーシックパックは、1GBまで2,900円、3GBまで4,000円、5GBまでは5,000円になり、その後20GBまでは7,000円で利用できる
従来の料金プランは、2GBのデータSパックが3,500円、5GBのデータMパックが5,000円に設定されていたため、データMパック以上であれば料金据え置きとなる。
今まで2GBを使い切ってなく、1GBで十分なのに、と思っていた人には安くなる。
逆に大容量を使うユーザの場合はウルトラデータパックを使うほうがかえって安くなる。
自分には関係ないが、LTEで動画をたくさんみたい、自営などで仕事に使い、ダウンロードが多い、というユーザは料金プランの選択に要注意。
昨年auが段階定額制を始めたときに検証したが、段階定額制は良いとしても、セットにされるアップグレードプログラムEXがひどい仕組みなので使う気になれなかった。
(今もピタットプランではあるが、アップグレードプログラムEXはリース契約なのに個人の信用情報でローンを組ませるところが嫌だ)
一方でドコモは月々サポートなどは従来通り付くようだ。
さっきの試算でもそれ前提で計算している。
auはビタットプランの提供で他MNOやMVNOへの流出が止まったそうだ。
それまでは流出が止まらず、相当の危機感をもち、その解決策がピタットプランだった。
ドコモでも同様の傾向があるのだろう。
今回安くなるユーザ層はまさにMVNOへ流出するかもしれないユーザだ。
金額差が少なければ、MNOからMVNOにわざわざMNPで出たりしない。
長年ドコモを使うことで割引が増えれば、金額差はますます縮まる。
ドコモの狙いはうまく行きそうに、思える。
先ほどの試算結果は、現在自分がauに支払う金額よりもまだ高い。
ただ、auでは1年経過で1,000円の割引がなくなるので、料金差はなくなると思われる。
(しかもauは端末代金が48回払いというトリックを使っている)
2社が競えば更に安くなるのでそれは歓迎。
今、MNPでドコモに移るかと言われると、もう少し考えると思う。
やはり休日1日を潰すことになる手続きは避けたい。
PR