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自作メインPC Jisaku6のクリーンインストール(4) 仮想化環境を復旧させる編

 

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自作メインPC Jisaku6のクリーンインストール(4) 仮想化環境を復旧させる編

2020年2月27日更新
Jisaku6のクリーンインストールにより、使えなくなった仮想化環境を復活させた話。
Core i7-6700Kで作った自作PC Jisaku6についてのまとめはこちら。

クリーンインストールの余波

クリーンインストールにより、アプリはすべてクリアされ、再設定しなければならない。
SNSならアカウント情報、画像編集なら細かい設定が消える。
仮想化環境なら、どんな仮想マシンが登録してあったか、を忘れてしまう。
もちろん仮想マシンのトライブイメージなどはデータ用ドライブに残っている。
再設定の契機に、データ用ドライブも先日のPrime Dayで買った、約1TBのSSDに交換する。

SSD

SSD

Hyper-Vの有効化

コントロールパネルのプログラムと機能からWindowsの機能をクリックし、Hyper-Vを有効にする。

hyper-v設定

hyper-v設定

なお、Hyper-vはHomeでは利用できないので注意。

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まず、仮想スイッチを作っておく。
前の環境と合わせて、名称と役割は合わせる。

ドライブ交換

SSDを交換する。
今まではシリコンパワーのSSD 500GBだった。
これを抜いて、代わりにCrucialの約1TBを設置してケーブルをつなぐ。
電源を入れて、起動する。
当然だが、フォーマットされていないドライブとして見えている。
フォーマットして、用意はできた。
前の500GBのSSDをUSB接続のケースに入れて、USB3.1 Gen1でつなぐ。
Pドライブとして見えている。

仮想マシンのインポート

さて、取り込む。
Hyper-Vの管理コンソールから、仮想マシンのインポートをクリックして開始する。

Hyper-vコンソール

Hyper-vコンソール

まずは、Cent OSでやってみる。

import1

import1

まず仮想マシンの場所を指定する。
今回は外付けのドライブにある。
正常な指定をしているとそこにある仮想マシン名が表示される。

import2

import2

import3

import3

続いてインポート方法を選択する。
今回は真ん中の復元とした。
チェックポイントは削除する。

import4

import4

import5

import5

仮想マシンを格納するフォルダを設定する。

import6

import6

import7

import7

import8

import8

ネットワークへの接続を指定する。
最初にスイッチを作っていないとキャンセルして作ることになる。

import9

import9

完了ボタンを押して、インポートが始まる。
指定が終わり数分後、終わった。

import10

import10

仮想マシンを起動する

では、起動する。いつものように、Hyper-Vコンソールから起動する。
30秒くらいで起動し、ログインプロンプトが表示された。

他の仮想マシンの取り込み

Windows10インサイダプログラムで作った19H1(may 2019 Update)と、
それからコピーして作った20H1を取り込んだ。
19H1は問題なく終わったが、20H1で問題があった。
仮想ディスクがどうやら19H1のものを参照しているのか、ファイルがないという。うーむ。
仮想マシンのファイルをコビーして作ったからなあ。
元のSSDから仮想ディスクファイルをコビーして設定し直す事で無事起動した。

まとめ

なんとか仮想化環境を復旧できた。
物理マシンと違って、ファイルをコピーして来るだけで復旧できる。
エンタプライズではデスクトップ環境のVDI化が進んでいるが、
クリーンインストールする手間とか考えると、自宅でも 活用したほうが良いのかも。
それこそ仮想マシンのバックアップを厳重にできるなら、
デスクトップもノートも仮想マシンに入る踏み台でしかない。
まるで会社のVDI環境だな。
そうなると踏み台に高いOSライセンスの費用はかけたくないので、
LinuxやChromeBookが売れるようになる。
問題はそのWindows仮想マシンをどこで動かすか。

あまり電気代はかけたくない。
と言ってクラウドに置くのも情報漏洩の点で心配。
なお、新しいバージョンでは、クラウドからの再インストールができる状態になる機能が提供される。
Jisaku6が復旧し、こうしてJisaku7構築を始めた。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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