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2020年2月27日更新
Jisaku6のクリーンインストールにより、使えなくなった仮想化環境を復活させた話。
Core i7-6700Kで作った自作PC Jisaku6についてのまとめはこちら。
クリーンインストールにより、アプリはすべてクリアされ、再設定しなければならない。
SNSならアカウント情報、画像編集なら細かい設定が消える。
仮想化環境なら、どんな仮想マシンが登録してあったか、を忘れてしまう。
もちろん仮想マシンのトライブイメージなどはデータ用ドライブに残っている。
再設定の契機に、データ用ドライブも先日のPrime Dayで買った、約1TBのSSDに交換する。
コントロールパネルのプログラムと機能からWindowsの機能をクリックし、Hyper-Vを有効にする。
なお、Hyper-vはHomeでは利用できないので注意。
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SSDを交換する。
今まではシリコンパワーのSSD 500GBだった。
これを抜いて、代わりにCrucialの約1TBを設置してケーブルをつなぐ。
電源を入れて、起動する。
当然だが、フォーマットされていないドライブとして見えている。
フォーマットして、用意はできた。
前の500GBのSSDをUSB接続のケースに入れて、USB3.1 Gen1でつなぐ。
Pドライブとして見えている。
さて、取り込む。
Hyper-Vの管理コンソールから、仮想マシンのインポートをクリックして開始する。
まずは、Cent OSでやってみる。
まず仮想マシンの場所を指定する。
今回は外付けのドライブにある。
正常な指定をしているとそこにある仮想マシン名が表示される。
続いてインポート方法を選択する。
今回は真ん中の復元とした。
チェックポイントは削除する。
仮想マシンを格納するフォルダを設定する。
ネットワークへの接続を指定する。
最初にスイッチを作っていないとキャンセルして作ることになる。
完了ボタンを押して、インポートが始まる。
指定が終わり数分後、終わった。
では、起動する。いつものように、Hyper-Vコンソールから起動する。
30秒くらいで起動し、ログインプロンプトが表示された。
Windows10インサイダプログラムで作った19H1(may 2019 Update)と、
それからコピーして作った20H1を取り込んだ。
19H1は問題なく終わったが、20H1で問題があった。
仮想ディスクがどうやら19H1のものを参照しているのか、ファイルがないという。うーむ。
仮想マシンのファイルをコビーして作ったからなあ。
元のSSDから仮想ディスクファイルをコビーして設定し直す事で無事起動した。
なんとか仮想化環境を復旧できた。
物理マシンと違って、ファイルをコピーして来るだけで復旧できる。
エンタプライズではデスクトップ環境のVDI化が進んでいるが、
クリーンインストールする手間とか考えると、自宅でも 活用したほうが良いのかも。
それこそ仮想マシンのバックアップを厳重にできるなら、
デスクトップもノートも仮想マシンに入る踏み台でしかない。
まるで会社のVDI環境だな。
そうなると踏み台に高いOSライセンスの費用はかけたくないので、
LinuxやChromeBookが売れるようになる。
問題はそのWindows仮想マシンをどこで動かすか。
あまり電気代はかけたくない。
と言ってクラウドに置くのも情報漏洩の点で心配。
なお、新しいバージョンでは、クラウドからの再インストールができる状態になる機能が提供される。
Jisaku6が復旧し、こうしてJisaku7構築を始めた。
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