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7月頭のau/UQmobile/povoだけでなくau回線を使うMVNO、はては宅配便のIoT機器など4日間にわたって広範囲に影響したKDDIの通信障害がクロージングした。
MVNO、MNOについてのニュースのまとめはこちら。
まだ記憶に新しいので言うまでもないが、忘れてしまった人は下記記事を参照。
そして7月月末に、総務省に報告する内容のリークがあったのか、補償についてのニュースがあった。
総務省に報告し、業務を改善していくことになったが、合わせて補償内容も発表された。
要約は総務省が公表しているので参照できる。
資料によれば、影響を受けた利用者は下表のとおり。
音声通話 | データ通信 | |
---|---|---|
KDDI | 2,278万人 | 765万人以上 |
沖縄セルラー | 38万人 | 10万人以上 |
人数は推計。
原因は今回も、設定ミスだった。ルータのメンテナンス作業時に経路をご設定したそうだ。
あわせて、KDDIのホームページに補償について掲載されている。
要約すると下記のようになる。
音声サービスのみの契約、というのはどういうものだろう。ガラケーでもメールを使ったりしていたので、EZWEBなどデータ通信のサービスを利用していた。
これがあると該当しないとしたら、固定電話代わりの用途のものになるので、利用者ははとても少なそうだ。だから278万人なのだろう。
一方でそのほかの利用者は、3655万人だ。日本の人口の1/3くらいのシェアというので全停止であるから妥当なところと思うが、IoT機器、例えば宅配便の危機につけたmのはここにカウントされているのか気になる。
自分のところには1GBのトッピングが来るだけのようだ。少ないと落胆の声も聴く。
それでもKDDIにとっては何十億円の損失である。
他社とのローミング推進の話も出ている。今回の障害はいろいろな教訓をもたらした。
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