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NANDメモリの国産メーカであるキオクシアが3Q決算を発表。2Qは黒字だったが、3Qは赤字に。
ストレージに関するニュースのまとめはこちら。
キオクシアの決算概要はここから閲覧できる。
業績は売上高が2,782億円で2Qから1,132億円も下げた。営業利益は933億円の赤字となり、2Qの806億円の黒字から転落。
半導体は波が大きいというが、たった3か月で黒字から大きな赤字に転落している。なぜだろう。
キオクシアの資料には市場動向が書かれている。これが現在のNANDをめぐる市場の状況だろう。
興味深いのはここだ。
データセンター・エンタープライズSSDの需要は、客先の在庫調整と企業のIT投資抑制の動きを受けて急激に減速している
先日来、amazon、マイクロソフト、グーグル、IBMと人員削減のニュースがにぎわう。
人員整理をするくらいなので当然だが設備投資も抑制するだろう。くしくもこの4社はパブリッククラウドを運営する。
運営する会社が抑制するのは新しいデータセンターの開設だ。つまり新しいストレージの需要が減る。だから上記の文になる。
クラウド事業者だけでなく今後は一般企業も顕著に投資抑制に向かうだろう。
USの景気が回復するまでは日本もだめかな。
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