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以前、リーク記事が出て取り上げたLGのスマホ撤退の話が現実となった。
スマートフォン、タブレットに関するニュースのまとめはこちら。
LGといえば韓国を代表する電機メーカの1つだ。我が家でも34インチウルトラワイドディスプレイがLG製だし、
子供に渡しているスマホのNexus5はLGのOEMだ。
そのLGがCES2021の頃にスマホ事業を撤退するというリーク情報が出ていた。
先日そのリーク情報が正しかったとわかる発表がされた。
結局他社に売却するのではなく、事業から撤退し技術者などは現有の別の事業に転換するとのこと。携帯電話の6G関連事業や電気自動車(EV)が具体的には行先になるのであろう。
自分の知る限りは、Nexus5あたりから出てきたのだと思う。Nexusシリーズはスマホの普及のためGoogleがベンダと協力して安価な端末を開発していくプロジェクトだった。中には高額な端末もあったが、Nexus7をはじめ「この機能でこの価格?」と驚くような安価で高性能な端末が作られた。Nexus5もそんなスマホのうちの1つで、当時は活躍していた。
その後はLGブランドで数多くの端末を提供していた。有名どころでは2画面スマホだろうか。驚きのコンセプトだったが他社が追従するほどではなく、折れ曲がり画面スマホにとってかわられた。
LGは今でも液晶、有機ELパネルでは世界有数のシェアを持つ。iPhoneなど有名どころのスマホがこぞって使っている部品サプライヤとしてスマホやPCにかかわる者に企業名を覚え続けられる。
今回の一件はかつての日本企業のスマホからの相次ぐ撤退を思い起こさせる。特に三菱電機と同様にどこにも譲渡せずに単純に撤退した、という事に驚いた。技術者の囲い込みを優先したのだろうか。そして今後のスマホ提供事業者の中心は中国になる。欧米各国でも韓国勢が席巻した時代から中国勢の時代になる。(すでになってきている)懸念点はUSと中国のいざこざだろう。
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