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NTTドコモのahamo発表から始まったMNOの安価な20GBプランの登場。
mineoから初めてスマホの安売りセール開催のニュース。
顧客満足度の高いMVNO事業者 mineoのまとめはこちら。
mineoの発表はこちら。
出典:オプテージ WEBサイト 以下同じ
対象となる端末と価格は以下の通り。
主要な機種を見て行くと、iPhone SE(第2世代)、OPPO A73、Xperiaの廉価版、モトローラが名を連ねている。
なお、金額が2つあるが新規契約者と既存契約者で区別しているためだ。これって、おととしまでMNOがやっていて
総務省から再三言われてできなくなった、既存契約者の通信料金を原資として新規契約者を優遇する、って
ことではないのかなぁ。納得いかない。
下記条件を満たす人のみ購入できる。
おっと、データ通信専用のシングルタイプは対象外か。
気になるのがお得度。
新規契約者は既存よりも8,000円~1万円値引きが多い。新規契約を想定して話す。
例えば下記の3機種を選ぶ。
それぞれのmineoのセール価格も書く。
さらに価格コムで、SIMフリー端末で上記機種を買う場合の大手家電量販店の最低価格を調べた。
それと価格差を比較する。
機種 | mineoセール | 価格コム調べ | 価格差 |
---|---|---|---|
iPhone SE 128GB | 37,900円 | 54,780円 | 16,880円 |
OPPO A73 | 10,900円 | 21,409円 | 10,509円 |
moto g9 play | 5,600円 | 22,580円 | 16,980円 |
元の販売価格と価格コム調べの価格を比較するとiPhoneは若干mineo経由が安く、Android端末は
大手量販店で買うほうが安い。
しかしそこに割引があるので、どのケースでもmineo経由で買うほうが安くなる。
既存契約者の方は値引きが少ないものの価格コム調べよりは依然として安いので、買いたい端末が
あればmineo経由で買うほうがお得だ。
自分はシングルプラン、つまりデータ専用だ。この場合はキャンペーンの対象外だ。
まずデュアルプランを契約して、キャンペーンを使って購入することになる。その場合、新規契約者扱いか
既存契約者扱いか不明だ。仮に新規扱いで契約できたとして、1万円~17,000円くらい安く端末を買って、
高い通話+データ通信プランのデュアルプランを払い続けてどのくらい契約すればトントンだろうか。
一括購入なのでもちろん買って即解約も可能なはずだが、OCNモバイルONEのようにブラックリスト入りは
間違いないだろう。
と考えていると、結論が出ないのでちょっと考えよう。
MNOが安くするプランで攻勢をかける以上、MVNOは同じ土俵では戦えない。
既に禁じ手になった端末の割引を引き出して、あの手この手で集客を考えている。
MVNOにしかないオリジナルのサービスを提供できるようになればMNOとの新しいすみわけもできるだろう。
MNO戦国時代はMVNOを巻き込んで炎上中。見逃せない。
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