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mineoが料金プランを整理してシンプルに これではahamo対抗にはならないのだ

 

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mineoが料金プランを整理してシンプルに これではahamo対抗にはならないのだ

NTTドコモのahamo発表から始まったMNOの安価な20GBプランの登場。
mineoの動向を気にしていたが、新プランを1月末に発表した。
顧客満足度の高いMVNO事業者 mineoのまとめはこちら。

プラン概要

mineoの発表はこちら。

マイピタ

マイピタ

出典:オプテージ WEBサイト 以下同じ

プランの内容は、今まで多岐に細分化された料金プランをまとめたもの。さらに3キャリア対応しているが
キャリアごとで同じデータ容量でも異なる料金だったが、統一された。

音声+データのデュアルタイプ、データ通信のみのシングルタイプはそのままで、
データ容量と価格が変わった。

データ容量 デュアルタイプ(音声+データ) シングルタイプ(データのみ) 旧デュアルタイプA(音声+データ) 旧シングルタイプA(データのみ)
1GB 1,180 800 1,410 800
5GB 1,380 1,150 2,190(6GB) 1,580(6GB)
10GB 1,780 1,550 3,130 2,520
20GB 1,980 1,750 4,590 3,980

上記WEBページでは現在の契約に応じて継続か新プランがお得かを教えてくれる。
自分の場合は500MBのシングルタイプなので、「お好みで」と書かれている。

変更方針

変更方針

下に補足があり、こう書かれている。

データ容量が今のままで十分な方は旧料金プランの契約を継続してご利用ください。

なるほど。現状は在宅勤務でほぼパケットを使わないし、なおかつ楽天モバイル回線もあるので
500MBでも十分だ。現状維持でよさそうだ。

この新プランの存在意義

この新プランは1年前なら好意的に受け止められたであろう。
しかし今はahamoに始まって、20GBで2,980円でMNOのサービスを受けられる。
ahamoと同じ20GBで1,980円と安いことは安いが、下記の点でデメリットがある。

  • データ通信速度はMNOと比べるとかなり遅い
    特に昼休み時は壊滅的な場合がある。MVNO各社は努力してくれているが、安い理由が
    多数のユーザを少ない設備でサービス提供するところにある。根本的にこの制限は外すことができない。
    遅いけど安い。この前提がなければMVNOを選択する意味がない。
  • 料金値下げが中途半端
    以前も書いたがahamoなどの半額であれば遅さを許容するユーザもいるだろう。
    しかし20GBで1,980円。33%オフでしかない。これではインパクトが足りない。
    1,000円なら間違いなく飛びつくんだけどなぁ。

そして1月29日に楽天は1GBまでなら0円という大盤振る舞いのプランを提示した。

これがでてきた今、500MB位を使うユーザである自分には、楽天モバイルを残す意味はあっても
mineoを残す意味が見つからない。あえて言うなら、ドコモ回線であることか。

今回のmineoのプランは正直なところがっかりだ。
今回の楽天モバイルの新料金を見て再度提示してくるかな。無理かな。
MVNOはMNOの接続料金が足かせになって、思い切った料金値下げはできない。総務省に泣きをいれている。
しかし速やかな状況打破には至らないだろう。

MVNOの冬の時代が来る。いろいろな選択肢を提示してくれてありがたかった。
でももう限界かも知れない。MNO戦国時代はMVNOを巻き込んでさらに延焼中。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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