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Surface Goの登場とノートPC検討

 

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Surface Goの登場とノートPC検討

この発表に触れずに通り過ぎるわけには行くまい。
Surface Goの話と自分のノートPCに求める要件の話。
PC、周辺機器についてのまとめはこちら。

ノートPCに求める要件

マイクロソフトがハードウェア事業を始めて数年。
Windows RTとともにやってきたSurfaceシリーズ。
紆余曲折して、今は普通のOSを搭載したSurface Proシリーズだけになった。

コストダウンに走るWindows陣営の作るPCとは異なる、ハイエンドなタブレット、
あるいはノートパソコンという領域で販売している。
高いから買えないが、欲しいとも思ってこなかった。

自分のPC環境の基本は拡張性のあるデスクトップ中心で、ノートやタブレットは補完的なもの。
つまり持ち運べないデスクトップの代わりに持ち運び、最低限の用事を済ますためにある。
電気代はもったいないが、最近ならリモートデスクトップを使って
高性能なデスクトップにログインし、作業したっていい。
(まるで、会社の仕事だ)

このため、性能もストレージ容量もそれほど求めない。
強いて言うなら、旅行など自宅を離れた場合は、さすがにリモートデスクトップとは行かない。
最低限の性能のラインが上がる。

ノートPCの購入履歴

ここで、どんなノートPCを使ってきたか振り返る。
最初は懐かしのPC98ノート。
FDDが標準装備で、ハードディスクがまだ高価でオプションだった頃。
サードパーティのHDDを後付で買って取り付けた記憶がある。
画面は640×400の白黒、液晶は今は絶滅したであろうSTN方式だったと思う。
非常に高価で全部で30万円くらいしたのではないかな。

次に今は撤退済みのキャノンのINNOVAという機種。
こいつはCPUがインテル486だった。
バッテリがすぐに使えなくなり、持ち運べないノートになった。

次が確か、当時はまだIBMだったThink Pad。

ThinkPad X20

ThinkPad X20

長期出張が急に決まり、出張先の暇つぶしに買った。
この頃になるとFDDは必須ではなくオプションになり、USB接続で提供されるようになった。
このPCは堅牢で気に入って使っていたが、OSがWindows98の世代なので、
次第にCPUもメモリも厳しくなっていった。

その頃ちょうどPentium Mが発表され、CPUと無線LANを一括でインテルが提供するソリューションがでた。
ちょうどボーナスの時期だったので、NECのLavieMを買った。

Lavie M

Lavie M

このちょっと前にNECは独自路線のPC98シリーズが終焉をむかえ、Dos/Vへと舵を切っているときだった。
おかげでキーボードの配列がなんとも中途半端になっている。

LavieMについては移転前のサイトに残した記事があるので、興味がある方は参照ください。

これもさすがに使いにくくなった頃、東芝のDynabookを買った。
先日電源アダプタで発火騒ぎがあった機種を型落ちで安く買った。

その後はノートPCと言える、いわゆるクラムシェル型のPCは買っていない。
LenovoのYOGA Tablet2を買い、しかし使ううちにAtomの処理能力では足りないと痛感。
今年はお遊びで中華タブレットを買った。

そろそろまともなノートPCが欲しい。
で、この機種の登場。

Surface Goの仕様

日本では8月28日に発売される。
主な仕様は下記のとおり。

OS Windows 10 (S モード)
ソフトウェア Microsoft Office Home & Business 2016
サイズ 245 mm x 175 mm x 8.30 mm
重量 522g
ストレージ モデルにより、eMMC 64 GB、SSD 128 GB
ディスプレイ 10 インチ 1800 x 1200 ピクセル 縦横比: 3:2
タッチ機能 10 ポイント マルチタッチ Gorilla Glass 3
バッテリ駆動時間 ビデオ再生は最長 9 時間
CPU Pentium® Gold 4415Y
セキュリティ Windows Hello 顔認証
メモリ モデルにより、4 GB または 8 GB
無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1
外部端子 USB-C、ヘッドフォン ジャック、Surface Connect ポート、
Surface タイプ カバー ポート、microSDXC カード リーダー
カメラ Windows Hello 顔認証カメラ (フロント)、5.0 MP フロント カメラ 、
8.0 MP のオートフォーカス付きリア カメラ
マイク あり
スピーカ Dolby® Audio™ Premium 対応の 2 W ステレオスピーカ

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

気になるところ

仕様だけでは使い心地はわからない。
が、見れば心配な点はわかる。

  • CPU  Atomほどではないが、今のPentiumは下から3つ目のライン。
    Celeronよりもマシだが、果たして自分の使い方に合うかどうか。
  • メモリ  最近は4GBでは厳しくなってきたようだ。
    写真編集になると8GB、動画なら16GB欲しい。
    安い機種は4GBしかない。
    あとから増設あるいは交換できればよいが。
  • 画面サイズ 10インチはYOGA Tablet2と、同じ。
    拡大しないとかなり厳しい。
    拡大すれば、俯瞰的に見れるサイズはどうしても狭くなる。
    テキスト入力だけならいいが、並行して写真やWebを見るとなると、画面の狭さが気になってくる。
    もっとも、モバイルであるから、割り切りが必要であるが。

買うか?

最安のモデルが64800円。
キーボードは別で16000円くらい。
8万円オーバだ。

年末のアナウンスがあったYOGA Book2の仕様を待つ方がいいかな。
より安価なものであればよいが。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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