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定期的にこの手の調査が行われるが、毎回大きな変動は見られない。
2020年3月時点のMVNOユーザの調査結果。
MNO(キャリア)、MVNO、SIMフリーのまとめはこちら。
MMD研究所によって行われた15歳~69歳のユーザ1350人に対する調査結果が公表されている。
利用中のMVNOの満足度について、グラフが出ている。全体では74.9%が肯定的だ。
出典:MMD研究所
前回同様に、満足と回答したユーザが多いのはmineo。82.6%になっている。前回より増えている。
2位はUQモバイル、3位がBIGLOBEと続く。これらは前回と変わっている。
コストパフォーマンス、データ通信品質などのサービス別にアンケートを行った結果を示している。
mineoが1位になっているものは、コストパフォーマンス、手続き・サポート対応の良さ、データオプション、
サービスブランドの信頼性、料金プランのわかりやすさ、だ。
個々の項目を見ていく。
出典:MMD研究所
mineoが1位だが、格別に安いわけではない。
品質も他社並みと思う。なぜか?
パケットギフトによるパケットの贈りあいだ。自分のように2回線持っているとお互いに送りあうことで
パケットの期限を延長できる。これがコストパフォーマンスにも影響しているのかもしれない。
あとはほかのユーザからの善意でいただけるタンクがあり、これを活用することができる。
OCNモバイルONEが強い。よくセールをやっている。
毎回いいなと思うが、その後の毎月の通信料が平均より高いのでためらう。
これもOCNモバイルONEが強い。確かに安い。
次いでLINEモバイル、mineoになっている。
LINEモバイルもけっこう端末が多く安めではあるが、mineoはそうだっけ?
ここはサブブランドが強い。
前回同様にUQモバイルがきた。MVNOに比べて速いデータ通信を提供できる。
また、通話定額についても親キャリアとの関係で有利なのか。
次いでBIGLOBE、mineoと続く。決して「速い」ではないので、障害が少ないということなのだろうか。
mineo、イオンモバイル、UQモバイルと続く。
mineoがいい理由は思い当たらない。イオンモバイルがいいのは、店舗で手続きができるからだろうか。
UQモバイル、イオンモバイル、mineoと続く。
えーっと、そうなのか把握していない。
Y!モバイル、UQモバイル、楽天モバイルの順だ。次点でmineo。
これは通話にテコ入れしているかどうかだけだ。
mineo、UQモバイル、LINEモバイルの順だ。mineoはパケットギフトか。UQはわからないが、LINEモバイルは
SNSカウントフリーの影響だろう。
mineo、OCNモバイルONE、UQモバイルの順だ。前回とかなり変わっている。
mineo、BIGLOBE、イオンモバイルの順。どこもそんなに大差ないと思うが、少なければよいというのではなく、
欲しいデータ量に対して最適なプランがあるか、ということだろうか。
mineoが一強になるのだろうか。
楽天モバイルは徐々にMNOにシフトし、この調査から抜けていく。
楽天という業界1位が抜けると、残るOCNモバイルONE、IIJmio、BIGLOBE、mineoの4強で戦っていくのだろう。
いつの間にかNifmoが載らなくなり、DMM.comは撤退し、QTモバイルなどはまだまだ乗ってくる段階ではない。
見渡すと同じMVNOが順位を変えて出ているだけだ。すっかり飽和市場になった、ということだろうか。
出典:MMD研究所
その中でも、mineoのuserの支持は突出している。推奨する人は33.4%だ。30%を超えるMVNOは他にない。
熱狂的信者に支えられるmineo。この先には何があるのだろうか。
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