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NECが国産機では先駆けだった量子コンピュータの実機開発を中止した。実現が難しい量子コンピュータの開発は国内では富士通、日立に絞られる。
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量子コンピュータは量子力学を応用した高性能なコンピュータだ。ノイマン型のコンピュータとは異なり通常のコンピュータが何年もかかるような計算を一瞬ですることができる。複雑な気象予想や株価、あるいはワクチン製造に期待されている。
そんな未来の期待の星の量子コンピュータなのだが、実用になるにはまだまだ超えるべきハードルがありそうだ。
数年前にIBMのセミナーで見た量子コンピュータは液体窒素で冷却が必要と言っていた。今はどうかわからないが、デバイス開発にもいろいろあるだろう。
NECは投資に見合う収益を得ることが困難と判断して開発を中止したようだ。


NEC 量子コンピュータ開発から撤退 2609 出典:日経
実用化に時間がかかり投資に見合う収益を得るのが困難と判断したとみられる。今後は量子力学を活用して複雑な計算を行う量子コンピューティング技術の開発やサービスに注力する。
NECはPC98に代表される一時代を築いた企業だが、ハードウェア事業は整理してやめている。PCはLenovo傘下になったし、携帯電話も撤退した。
量子コンピュータもハードウェア事業をあきらめて、得意のソフトウェア、サービスで収益をとっていくのだろう。
これにより実機開発では理研と組んでいる富士通の独壇場になりそうだ。
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