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Nuroモバイルが既存ユーザにも通話定額を開始。
nuroについてのまとめはこちら。
新規ユーザ向けには秋に開始済み。
データ通信1GBながら通話はオートプレフィックス通話のみ通話定額になる。ただし120分で通話が切られてしまうので、かけなおす必要がある。
そういうサービスを新規ユーザに提供していたが、やっと既存ユーザにも同等のオプションが提供される。
公式WEBによれば、従来の5分、10分のかけ放題に加え、無制限のかけ放題が追加される。
秋の記事と同様に、オートプレフィックス通話であること、120分でいったん切断されることは同じだ。
オートプレフィックス通話、というところが重要で、MVNO事業者が借用する回線提供のMNO側の音声通話回線ではない。
MVNO事業者が自分で整備する音声通話回線を利用する。手っ取り早いのはIP電話なので、このサービスもおそらくそうなのだろう。
IP電話はQoSが厳密でなければ使い物にならない。QoSとはQuality of Serviceで、ここでは帯域保証と言い換えていいだろう。
現実的に、携帯電話事業者でもauは3G回線を廃止したので、今や音声通話はVoLTE、つまりデータ通信で音声通話を実施している。
これはつまり広義の意味ではIP電話なのだが、前述のQoSにより厳密な音声パケットの送達が守られていると思う。
この仕組みにより、IP電話特有のパケット到着のばらつきによる揺らぎ、パケットのドロップによるブツブツ音、などを防いでいると思われる。
一方でMVNO事業者の提供するIP電話はそこまでのQoSwo定義していないだろう。従い、音質はVoLTE並みを期待してはいけない。
一方で音質をある程度妥協できるなら、月額1,430円の通話定額はpovo2.0よりも安く楽天モバイルよりも高い。現状は業界2位だろうか。
楽天モバイルを使いたくない理由があり、povo2.0よりも安くしたい場合には選択肢になりうる。使い方次第ではあるが。
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