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楽天は赤字、でも基地局増設を爆速でやりきると宣言

 

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楽天は赤字、でも基地局増設を爆速でやりきると宣言

楽天モバイルの親会社である楽天が2020年度2Qの決算説明会を開催した。
楽天モバイルについてのまとめはこちら。

決算概要

楽天から2020年1~6月の連結決算を発表した。最終損益が274億円の赤字で、最終赤字は
11年以来9年ぶり。4月に参入した携帯電話事業やインターネット通販事業の物流拠点への
投資が重荷になった。

決算の詳細は下記からPDFを閲覧できる。

楽天モバイルの概要

楽天モバイルが4月から介した自社網サービスのUN-LIMITが、100万回線を越えたそうだ。

楽天モバイル

楽天モバイル

出典:決算資料。以下同じ。

一方で遅れている基地局建設は計画を前倒しで行っており、2021年3月までに人口カバー率70%を達成。

通信基地局建設状況

通信基地局建設状況

楽天モバイルの満足度

ユーザに聞いた満足度調査の結果が下図だ。
総合満足度は80%と高い。自分もそう思う。
その理由は料金プランのわかりやすさ、コストパフォーマンス、データ定額などによる。
この図にはないが、不満点もあるだろう。そのあたりをきっちりと改善してほしい。

5G対応の計画

MNO4社の中で唯一5Gを提供していないのが楽天モバイルのみだ。
楽天もいよいよ5Gを開始する。

5G対応

5G対応

基地局の設備はソフトウェアのアップデートとアンテナの装着で展開できるという。
ソフトウェアは仮想化技術で開発しているが、NECと協業しているようだ。

今後の展開

楽天モバイルは当面赤字が続くであろうが、5G展開できるようになったらサービス内容と
価格によって嵐の目になるであろう。

半年か、1年か。まだ当分は待ちか。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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