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楽天モバイルがMNOサービスを正式に開始して1年ちょっと。4月からは段階定額制に移行し1GB未満の利用の月は0円と大盤振る舞いのサービスを提供していたが早速見直しをするようだ。
楽天モバイルについてのまとめはこちら。
楽天モバイルの発表によれば、半年(180日)の利用がない回線の利用停止をできるように約款を7月1日から変更する。
約款とはサービス契約時にいくつかOKをしているもので、店で契約している場合はいくつもサインしている書類の中にあるものだ。要はMNOとユーザのサービス利用において合意した契約書だ。
これが7月1日以降は連続180日使わない回線、つまり休眠回線については利用停止にできると変更になる。
なぜなら、休眠回線は利用料が発生しないので、楽天にとっては管理費用が発生するだけでメリットが何もないということだ。
ユーザからすると、楽天モバイルの契約でSPUが1倍加算されるので、休眠させておけば費用がかからず、それでいて楽天市場で購入時に無条件にポイントが+1倍される。こんなにお得なことはない。
そういうメリットを見込んだユーザは多いだろう。楽天としては利用料収入もほしいだろうから、全く使わないユーザは出て行ってほしいのだろう。
携帯電話会社で音声サービスを利用すると毎月3円程度のユニバーサルサービス料を請求される。これは固定電話や公衆電話など事業基盤が傾きそうな通信施設の維持のため皆で負担しましょうという趣旨のものだ。電気代にも同様の再生可能エネルギーの負担金が入っている。最近はそういうものらしい。
で、楽天は昨年度は無料だったので一切請求がなかったが、4月以降の有料サービスの開始に伴いどうなるのか気になっていた。7月からは料金請求があったユーザにはユニバーサルサービス料が請求されることになったそうだ。
ユニバーサルサービス料以外にも電話リレーサービス料も負担することになる。前者が月額3円、後者が1円だ。
なお、データ使用量が1GBに満たない月は料金が発生しないのでこれら料金も発生しない。まだしばらくは無料でつかえそうだが、来年になったら1GB未満も有料になっていそうだな。
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