スポンサーリンク
不定期に気になるストレージ製品を紹介していく。
今回はCFDのPCIe Gen5対応SSD。
ストレージに関するニュースのまとめはこちら。
PCIeの最近の進化はグラフィックボードとストレージの高速化のために行われるといってもよい。
最新のRyzen7000シリーズに対応するチップセットでは、この2点でPCIe 5.0に対応している。
チップセットによって両方、あるいはストレージだけとグレードがあるが、いずれ主流になるということだろう。
今はまだ、PCIe 4.0も高価で、なかなか普及しない。
そんな中で、CFDからPCIe5.0に対応するSSDが登場した。11月に発売される。
ごつい印象であるが、ファン内蔵のヒートシンクを載せているからのようだ。
CSSD-M2M1TPG5NFZは容量1TBのモデルで、他に2TB、4TBのモデルがある。
仕様の差は容量と読み書きの性能だ。一覧にした。
モデル名 | CSSD-M2M4TPG5NFZ | CSSD-M2M2TPG5NFZ | CSSD-M2M1TPG5NFZ |
---|---|---|---|
種別 | M.2. SSD | M.2. SSD | M.2. SSD |
容量 | 4TB | 2TB | 1TB |
インタフェース | PCIe Gen5 x 4 | PCIe Gen5 x 4 | PCIe Gen5 x 4 |
プロトコル | NVMe 2.0 | NVMe 2.0 | NVMe 2.0 |
冷却 | ヒートシンク 一体型空冷ファン | ヒートシンク 一体型空冷ファン | ヒートシンク 一体型空冷ファン |
NANDメーカ | Micron 3D TLC | Micron 3D TLC | Micron 3D TLC |
キャッシュメモリ | 8GB | 4GB | 2GB |
シーケンシャルRead | 10GB/s | 10GB/s | 9.5GB/s |
シーケンシャルWrite | 9.5GB/s | 9.5GB/s | 8.5GB/s |
ランダムRead | 1500KIOPS | 1500KIOPS | 1300JKIOPS |
ランダムWrite | 1250KIOPS | 1250KIOPS | 1100KIOPS |
保証期間 | 3年 | 3年 | 3年 |
モデル名 | CSSD-M2M4TPG5NFZ |
---|---|
種別 | M.2. SSD |
容量 | 4TB |
インタフェース | PCIe Gen5 x 4 |
プロトコル | NVMe 2.0 |
冷却 | ヒートシンク 一体型空冷ファン |
NANDメーカ | Micron 3D TLC |
キャッシュメモリ | 8GB |
シーケンシャルRead | 10GB/s |
シーケンシャルWrite | 9.5GB/s |
ランダムRead | 1500KIOPS |
ランダムWrite | 1250KIOPS |
保証期間 | 3年 |
モデル名 | CSSD-M2M2TPG5NFZ |
---|---|
種別 | M.2. SSD |
容量 | 2TB |
インタフェース | PCIe Gen5 x 4 |
プロトコル | NVMe 2.0 |
冷却 | ヒートシンク 一体型空冷ファン |
NANDメーカ | Micron 3D TLC |
キャッシュメモリ | 4GB |
シーケンシャルRead | 10GB/s |
シーケンシャルWrite | 9.5GB/s |
ランダムRead | 1500KIOPS |
ランダムWrite | 1250KIOPS |
保証期間 | 3年 |
モデル名 | CSSD-M2M1TPG5NFZ |
---|---|
種別 | M.2. SSD |
容量 | 1TB |
インタフェース | PCIe Gen5 x 4 |
プロトコル | NVMe 2.0 |
冷却 | ヒートシンク 一体型空冷ファン |
NANDメーカ | Micron 3D TLC |
キャッシュメモリ | 2GB |
シーケンシャルRead | 9.5GB/s |
シーケンシャルWrite | 8.5GB/s |
ランダムRead | 1300JKIOPS |
ランダムWrite | 1100KIOPS |
保証期間 | 3年 |
PCIe 4.0のSSDでさえもまだまだ普及は少ない中、Gen5のSSDが登場した。
当然だがこれを欲しい人は少ないものの、サポートする機器が今度普及していくので1,2年で状況は変わっているだろう。
価格コムの情報では、Gen4の1世代前の製品が1TBで16,500円だ。SATA方式なら1万円程度なので十分高いが、価格に見合う速さがある。
Gen5ならさらに速く、ゲーミング用途だけでなく計算が多い利用でも効果があるだろう。
これだけのIO性能を持つストレージを1個の製品だけで実現するのはPCIe 5.0の登場のおかげだろう。速いSSDをRAID0で構成することでIO性能は画期的に上がるが、Gen3製品でこれだけの性能を実現するのは容易ではない。
今後もどんどんGen5世代の製品は出てくる。楽しみなカテゴリになりそうだ。
PR