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気になるストレージをチェック2022年10月 CSSD-M2M1TPG5NFZ

 

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気になるストレージをチェック2022年10月 CSSD-M2M1TPG5NFZ
   

不定期に気になるストレージ製品を紹介していく。
今回はCFDのPCIe Gen5対応SSD。
ストレージに関するニュースのまとめはこちら。

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CFDの製品

PCIeの最近の進化はグラフィックボードとストレージの高速化のために行われるといってもよい。
最新のRyzen7000シリーズに対応するチップセットでは、この2点でPCIe 5.0に対応している。
チップセットによって両方、あるいはストレージだけとグレードがあるが、いずれ主流になるということだろう。
今はまだ、PCIe 4.0も高価で、なかなか普及しない。

そんな中で、CFDからPCIe5.0に対応するSSDが登場した。11月に発売される。
ごつい印象であるが、ファン内蔵のヒートシンクを載せているからのようだ。

CSSD-M2M1TPG5NFZ SSD CFD

CSSD-M2M1TPG5NFZ SSD CFD 出典:CFD 以下同じ

CSSD-M2M1TPG5NFZの仕様

CSSD-M2M1TPG5NFZは容量1TBのモデルで、他に2TB、4TBのモデルがある。
仕様の差は容量と読み書きの性能だ。一覧にした。


モデル名
CSSD-M2M4TPG5NFZCSSD-M2M2TPG5NFZCSSD-M2M1TPG5NFZ

種別
M.2. SSDM.2. SSDM.2. SSD

容量
4TB2TB1TB

インタフェース
PCIe Gen5 x 4PCIe Gen5 x 4PCIe Gen5 x 4

プロトコル
NVMe 2.0NVMe 2.0NVMe 2.0

冷却
ヒートシンク
一体型空冷ファン
ヒートシンク
一体型空冷ファン
ヒートシンク
一体型空冷ファン

NANDメーカ
Micron 3D TLCMicron 3D TLCMicron 3D TLC

キャッシュメモリ
8GB4GB2GB

シーケンシャルRead
10GB/s10GB/s9.5GB/s

シーケンシャルWrite
9.5GB/s9.5GB/s8.5GB/s

ランダムRead
1500KIOPS1500KIOPS1300JKIOPS

ランダムWrite
1250KIOPS1250KIOPS1100KIOPS

保証期間
3年3年3年

モデル名
CSSD-M2M4TPG5NFZ

種別
M.2. SSD

容量
4TB

インタフェース
PCIe Gen5 x 4

プロトコル
NVMe 2.0

冷却
ヒートシンク
一体型空冷ファン

NANDメーカ
Micron 3D TLC

キャッシュメモリ
8GB

シーケンシャルRead
10GB/s

シーケンシャルWrite
9.5GB/s

ランダムRead
1500KIOPS

ランダムWrite
1250KIOPS

保証期間
3年

モデル名
CSSD-M2M2TPG5NFZ

種別
M.2. SSD

容量
2TB

インタフェース
PCIe Gen5 x 4

プロトコル
NVMe 2.0

冷却
ヒートシンク
一体型空冷ファン

NANDメーカ
Micron 3D TLC

キャッシュメモリ
4GB

シーケンシャルRead
10GB/s

シーケンシャルWrite
9.5GB/s

ランダムRead
1500KIOPS

ランダムWrite
1250KIOPS

保証期間
3年

モデル名
CSSD-M2M1TPG5NFZ

種別
M.2. SSD

容量
1TB

インタフェース
PCIe Gen5 x 4

プロトコル
NVMe 2.0

冷却
ヒートシンク
一体型空冷ファン

NANDメーカ
Micron 3D TLC

キャッシュメモリ
2GB

シーケンシャルRead
9.5GB/s

シーケンシャルWrite
8.5GB/s

ランダムRead
1300JKIOPS

ランダムWrite
1100KIOPS

保証期間
3年
CSSD-M2M1TPG5NFZ SSD CFD

CSSD-M2M1TPG5NFZ SSD CFD

感想

PCIe 4.0のSSDでさえもまだまだ普及は少ない中、Gen5のSSDが登場した。
当然だがこれを欲しい人は少ないものの、サポートする機器が今度普及していくので1,2年で状況は変わっているだろう。
価格コムの情報では、Gen4の1世代前の製品が1TBで16,500円だ。SATA方式なら1万円程度なので十分高いが、価格に見合う速さがある。
Gen5ならさらに速く、ゲーミング用途だけでなく計算が多い利用でも効果があるだろう。

これだけのIO性能を持つストレージを1個の製品だけで実現するのはPCIe 5.0の登場のおかげだろう。速いSSDをRAID0で構成することでIO性能は画期的に上がるが、Gen3製品でこれだけの性能を実現するのは容易ではない。

今後もどんどんGen5世代の製品は出てくる。楽しみなカテゴリになりそうだ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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