【Redmi Note】シャオミから新端末Redmi Note 13 Pro+ 5G が登場　ミッドレンジ向け仕様のスマホ

 

シャオミから国内向けにミッドレンジスマホの後継機、Redmi Note 13 Pro+ 5Gが発表された。
SoCをMediaTek製にして価格を抑え、それでいて光学手振れ補正、光学4倍ズームを備えた2億画素のカメラと、ミッドハイレンジ機種である。
価格は59,800円。おサイフケータイ対応でメインスマホにできるし、サブスマホにもできそうだ。
魅力的な機種がそろう　シャオミのスマホのまとめはこちら。

この記事のポイント

 

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの概要

グローバル機の発表時の記事はこちら。

1月にグローバル向けに発表されていたRedmi Note 13シリーズのうち、最上位のRedmo Note 13 Pro+ 5Gが日本で発売される。
ほかには4機種出ており、本機種から仕様が落ちている。日本市場はハイエンド志向なのでこの機種を投入したことは当然の判断だろう。

特徴は下図でまとめられている。

• 手振れ補正つき2億画素のカメラ
• 120Hz有機ELディスプレイ
• SoC
• 耐久性
• IP68防塵防水対応
• 120W急速充電、5,000mAh

順に見ていこう。

カメラ

2億画素、光学手振れ補正(OIS)のメインカメラを搭載。ほかに800万画素の超広角、200万画素のマクロカメラを備える。

OISとはご存じでない人もいるかもしれない。手振れ補正はスマホ用では多くは電子的、つまりソフトで何とかする方法だ。一方で一眼レフカメラではOISが一般的だ。これは機構が必要なのでコンパクトにしづらいのだが、物理的にレンズ部分を移動させて、手振れをなかったものにする方法なので、確実に手振れをなくすことができる。
スマホでは機構を押し込めることに苦労するので採用数が少なく、またそれだけコストがかかるのだが、本機種は採用している。

次に2億画素の威力。自分が持つXiaomi 11TProの1億画素も登場時は衝撃的だったが、こちらはその倍。下の写真の左のようにはるか向こうにある小さな何かを拡大すると右のようにボートに乗る人とわかる。デジタルズームではないので右の写真は粗くなっていないことがわかる。

もちろん夜景にも対応。オートモードではなくプロモードにして、パラメータ調整することで露光時間を延ばすなどが可能。幻想的な写真を撮ることができる。

さらに、光学式の4倍ズームがある。デジタルズームでは画像が粗くなるので、光学式ズーム搭載の機種を選ぶことが無難だ。ミッドレンジ～ハイエンド機種なら搭載している。

編集機能が色々あり。自分はPCで行うので使わないが、須磨野のソフトが高機能なら使ってみる価値はあるだろう。

ディスプレイ

6.67インチ有機ELディスプレイを搭載。今回のRedmi Note 13で全機種が有機ELになっている。前のシリーズではローエンドは液晶だった。
有機ELにすることでバックライトの電力が不要になり、なおかつ黒の深みが増す。価格は上がるのだが、パネル価格は安くなったのかなぁ。

なお、リフレッシュレートは120Hzで、動きの速いゲームに使える。DCI-P3に100%対応し色の再現もいい。解像度はFHDよりは細かい、WQHDとの中間くらい。

SoC

MediaTek製のDimensity 7200-Ultraを採用。Xiaomi 13T ProはDimensity 9200+なので、若干落ちるミッドレンジ用なのだろう。
Snapdragonと比べた性能の優劣は不明。

耐久性

防水防塵についてはIP68対応。多くのミッドレンジスマホが対応しているので、非対応の場合に見劣りする。ただしグレードは機種により、Pixel 8aはIP67だ。
IPx7は水にぬれてもすぐ対応すれば浸水しないというレベル。IPx8はしばらく水につけても浸水しないというものなので。本機種はPixel8aよりも防水性に優れている。

もちろん、ダイビング用でもないので、何も対策せずに海やプールにそのまま持って行っていいものではないので注意。

急速充電

神ジューデンの流れをくみ、この機種でも急速充電が用意されている。120Wで最短19分だ。朝起きてから充電しても出る前に100%充電できるような時間だ。
ただし、急速充電は本体がかなり熱くなるし、バッテリの耐久性によいかどうか不明だ。自分は極力使わないようにしている。
以前みたいに手軽にバッテリを交換できればいいのだけどな。

外観はフレームレスを採用したので画面が大きい割にコンパクト。前機種からわずかに小さくなり、軽くなっている。

画面内の指紋認証機能は便利だ。指紋センサを利用した心拍数の計測も可能。

仕様

では仕様を見ていこう。昨年のRedmi Note 12 Pro+ 5Gと比較する。

感想

シャオミの国内でのラインナップは同時発表された14 Ultraを頂点にXiaomi 13T Pro、Redmi Note 13 Pro＋ 5G、Redmiのローエンド機種というようになっている。
4ラインナップになったので真ん中という位置から真ん中より下という位置づけにやや変わっているのだが、仕様を見る限りは王道のミッドレンジ以上のミッドハイレンジの機種といえる。
2億画素なんてミッドレンジ以下であれば普通はつけない。上の②機種ほどではないがカメラ性能を求めるユーザに配慮しているのだろう。

販売場所

シャオミのサイトで販売している。またSIMフリー機はamazonなどでも販売。

キャリアはauから販売。

IIJmioでは16日から58,800円で販売。MNP契約と同時に購入すると38,800円になる。