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在宅勤務とネットワークインフラの関係

 

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在宅勤務とネットワークインフラの関係

在宅勤務が急速に広まっている。
自分もやっているので感じていることをいくつか書く。
在宅勤務、コロナウィルス、休校対応に関するまとめはこちら。

自分の場合の在宅勤務

在宅勤務を始めたのは今回のコロナウィルス騒ぎが始まるはるか前。会社が働き方改革の一環で
制度を始めたのでお試し気分で始めてみた。
自分の場合、仕事柄、すべて在宅勤務だけでこなすことが不可能な職種であるので、
1週間ずっと在宅勤務、というわけにはいかない。
周囲との仕事、かかわり方の様子をみながらほぼ同じ曜日を固定的に在宅勤務としている。
長くやってきたので、周囲の人はこの人はこの曜日はいない、会議は別の日にやろうという
意識づけができてきたようだ。(もちろん、どうしてもという要件の場合は出社している)

自宅で仕事ができるのか?

これが始める際にずっと気になっていたこと。
周りに誘惑が多い自分の部屋で、はたして仕事に集中してできるのだろうか?そう考えた。
疲れたらちょっとネットをみるとか、本を読む。あるいは音楽をかけて集中力が続かないのではないか。
そういう危惧があった。

結果的に、そういう心配は自分の場合はほとんど不要だった。
思いっきり集中して自分の仕事ができる最高の環境ではないか。

職場にいるとどうしても周囲の音や動作が気になる。同僚に話しかけられることもあるだろうし、
横で咳込んでいる人がいれば、大丈夫かと心配になる。
何より通勤のために早起きして、帰宅するために電車に乗ってくる時間が必要だ。

だが、自宅で仕事をしているとうえに書いたものすべてがない。
不意に話しかけてくる同僚はいないし、咳き込む人も周囲にいない。
通勤のための時間は0だ。パジャマのままでも仕事はできる。
おかげで普段よりも睡眠時間を取ることができる。

普段は集中してできない主に事務仕事を在宅勤務の日にこなすスタイルにしている。

一方で在宅勤務の問題点

良いことがあれば駄目な点もある。

在宅勤務で得られる、仕事の環境の多くは自己負担なのだ。
それを支払えない場合は職場に行くほうがましかもしれない。

ネットワークのトラフィックはどうなのか

コロナウィルスの影響で2月から一気に在宅勤務が増えたようだ。
インターネット接続サービスを提供するIIJのエンジニアのブログにこのような記述があった。

トラフィックは明らかに3月2日から傾向が変わりました。この日から全国の学校が臨時休校を開始し、それに伴って在宅で仕事をする人が急増しました。ここでは、3月2日前後の4週間のIIJのフレッツサービスのトラフィックを比較します。この間、2月17日の週から国内感染が拡大し始めます。この時点ではリモートワークはまだ実験的でした。2月24日の週は、24日の月曜が振替休日で、26日から電通や資生堂などが大規模なリモートワークを開始します。3月2日に全国の学校が臨時休校を開始し、この週から多くの企業がリモートワークを実施、外出を控える人が増えて街から急に人が減りました。

フレッツトラフィック下り

フレッツトラフィック下り

出典:上記ブログ

3月2日以降はダウンロード側で平日の昼間のトラフィックが増えている事が分かります。量的にはまだ通常の休日より少ない程度です。ピーク値も僅かながら増えています。アップロードも平日昼間に数パーセント程度増えていますが、この増加分は夕方には収まっていて、ビデオ会議などのリモートワーク関連だと推測されます。ここに挙げたのは国内全体のフレッツトラフィックですが、都道府県別に見ても同様の傾向です。

リモートワーク特有の影響としては、平日昼間のアップロードの増加分が主にビデオ会議ではないかと推測できます。しかし、量的には大きくなく、これは自宅でビデオ会議をしている人はまだ限られているからだと推測します。リモートワークを効率良く行うには、自宅のネットワーク環境やPCなどの機材の整備に加えて、経験の蓄積も必要です。企業側でもVPNのライセンスや帯域が足りないなど問題が起きているようです。ビデオ会議をやろうとしても環境が整わなかった人も多かったと思われます。

これからの問題

上記ブログで引用しているように、この一言に尽きる。

企業側でもVPNのライセンスや帯域が足りないなど問題が起きているようです。ビデオ会議をやろうとしても環境が整わなかった人も多かったと思われます。

いきなり明日から在宅勤務をせよ、と言われても持ち帰り仕事とは違うのでいろいろ問題が出る。
労務管理のルール、成果の判断とゆくゆくは評価への反映、
なにより同僚たちとのコミュニケーションをどうするか。
自分が仕事に集中できていいと書いたのは、その反面で同僚との
コミュニケーションが疎かになっていることを表している。

その天秤をどのように量って安定化させるかをずっと試してきた。今はまあまあ満足できる状況になっている。
コロナウィルスによる社会の停滞は影響が計り知れない。
本当に4月になったら学校は再開するのだろうか?今はまだそのあたりは見えていない。
どのような状況でも対応していけるように、自分だけでなく会社も変わっていく必要がありそうだ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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