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毎年恒例のクアルコムの技術セミナーにて、新たなSoCが発表された。
CPU,SoCニュースのまとめはこちら。
毎年12月になるかならない時期にクアルコムはセミナーを開催している。コロナ前はハワイでやっていたっけかな。もちろんいったことはないが。
コロナウィルスの猛威の前にオンラインイベントが普通になり、こういう招待客しか見れなかったセミナーが公開されるようになったのはありがたい話だ。
クアルコムのセミナー1日目にスマホ向けSoCのSnapdragonの新シリーズであるSnapdragon 8 Gen1が発表された。
ここに書かれていることのポイントをまとめる。
まず名前が変わった。今まではモデルナンバーとして3桁の数字だった。これが1桁になり、後ろのGen xxで何世代目なのかを表すようだ。888まで行ってしまったので4桁にするかどうか迷ってこのように改訂したのだろう。
最初のうちは違和感があるとしてもすぐになれるだろう。
次に性能だが、書かれていることをそのまま書くと、以下の通りだ。
以下のような仕様となっている。まあ、SoCの仕様を知ってもあまり意味はないが。
CPU | 64ビット、3.0GHz |
---|---|
5Gモデム | 下り:10Gbps |
WiFi | 6E対応 3.6Gbps |
Bluetooth | 5.2 |
NFC | 対応 |
USB | 3.1、Type-C対応 |
カメラ | 18ビットISPにより、3カメラ同時:36MP、1カメラ:200MP AIベースのノイズ除去、光量が足りない場合の写真対応 ビデオ撮影:Dolby Vision, HDR10, HDR10+,HLG |
ディスプレイ | 4K表示@60Hz、QHD@144Hz HDR10,HDR10+対応 |
充電 | Quick Charge5対応 |
セキュリティ | 指紋認証、顔認証、声認証 |
メモリ | 3200MHz LPDDR5 |
PCwatchの記事によれば、
既にBlack Shark、Honor、iQOO、Motorola、Nubia、OnePlus、OPPO、Realme、Redmi、シャープ、ソニー、vivo、Xiaomi、ZTEといったスマートフォンメーカーの製品に採用され事が決まっており、搭載製品は2021年終わりから登場する見通しだ。
とのこと。
なんとシャオミからは次期Xiaomi12に搭載すると公表されている。(ケータイwatch記事参照)
日本登場は年明けかな。とすると888搭載のXiaomi 11TProもすぐ旧機種になるのか。
そのほか、PC用のSnapdragon 8cx Gen3と7c+ Gen3も発表された。
2022年前半に出荷される模様。
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