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2020年5月11日更新
クアルコム社が恒例のイベントを開催し、
次のハイエンドSoCを発表した。
CPU,SoCニュースのまとめはこちら。
現在のハイエンド、845の後継となる855。あれ、850ってないのだな。
特徴はいくつかある。
AI性能が3倍になるとか。AI性能って?と不思議に思うが、何を処理する機能なのだろう。
うーん、写真の加工などに使っているのだろうか。
世界初のHDR10+のビデオにも対応するそうだ。4K画像になって久しいが、
どんどんデータ量が増える傾向にある。
データ量の増加といえば、このSoCでは次世代通信規格の5Gに対応する。
このSoCとすでにリリースされているモデムを組み合わせて2019年前半にはUSで
5G対応のスマホが出るそうだ。855は世界初の5Gに対応するプラットフォームになる。
なお5Gでは下りが2Gbpsになるそうだ。今の有線LANの主力が1Gbpsなので、
とうとう有線LANを超える規格になりそうだ。
5Gというとモトローラが先般モジュールで対応する話を発表していた。835を使うZ3に対して、
モジュールの追加で対応する。2019年の発売予定だそうだ。
WiFiに関してもacでは終わらず、ad,ax,ayと続く新規格に対応している。
ayあたりで10Gbpsを狙うのだろうか。
ハイエンドであるが5Gの通信環境が日本ではまだ整備されていないので、日本では出ても
性能を使いきれなさそうだ。オリンピックを控え5G対応が着々と進んでいくと思う。
来年の今頃は、855のスマホを買っているのだろうか。1年先の見通しもできにくくなったなあ。
実に不確実な時代だ。
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