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マイクロソフト製PCであるSurfaceシリーズに安価な教育用PCが来年前半に登場する。
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マイクロソフトの発表によれば、小学生、中学生向けの文教用途に使える安価なPCを発売する。
Surface Laptopシリーズの最新ローエンド機だ。
日本では小学生向けの文教用にはChromebookやiPadが採用されている。そこにWindowsPCは採用されている例が少ないようだ。高校になるとマルチウインドウを用いたいろんなアプリケーションを使い分けた操作が必要になるようで、スペックがぐんと上がるらしい。
以前書いたニュースだが、東京の高校では入学時に8万円の自己負担でPCを買う事になるようだ。
8万円というと一般的な事務処理ができるPCの仕様になる。
ではそれよりもずっと安価な、3万円で発売されるらしいSurface Laptop SEはどういう仕様だろうか。
ではSurface Laprtop SEの仕様を見て行こう。比較のため、プレミアモデルのSurface Pro8と比較する。
Surface Pro8 | Surface Laptop SE | |
OS、ソフトウェア | Windows11 Home Office Home & Business 2021 |
Windows 11 Home SE Microsoft 365 for Education |
CPU | Core i5-1135G7 Core i3-1185G7 |
Celeron N4020
Celeron N4120 |
RAM | 8GB/ 16GB/ 32GB | 4GB/8GB |
ストレージ | SSD 128GB/ 256GB | 64GB/ 128GB(eMMC) |
ディスプレイ | 13インチ 2,880x1,920ドット タッチ対応 |
11.6インチ 1,366 x 768ドット タッチ対応 |
大きさ、重さ | 287mm x 208mm x 9.3mm 891g |
283.70mm x 193.05mm x 17.85mm 1,112.4g |
バッテリ駆動時間 | 16時間 | 16時間 |
インタフェース | USB4.0 x 2 ヘッドフォンジャック Surface Connect タイプカバーポート Surface Dial対応 |
USBA/C x各1 ヘッドフォンジャック |
通信機能 | WiFi6、Bluetooth 5.1 | WiFi5 Bluetooth5.0LE |
カメラ | 5.0MP前面カメラ 10.0MP フロントカメラ |
1.0MP フロントカメラ |
その他 | キーボード別売 |
会社でもそうだが、相手が小学生になるとPCの設定を無茶苦茶にされる恐れがあり、先生の負担は想像の域を超えそうだ。
そういうIT資産管理のためにマイクロソフトはIntuneというものがあるが、教育用途向けにIntune for Educationを提供する。これによりPC1台ずつ設定する手間を大幅に省いて、管理が楽になる。
勝手にソフトウェアをインストールしたり、設定を変更することが起きがちな現場ではういう統制をとることができるアプリケーションの提供は心強く、採用の決め手になりそうだ。
文教用なのだから、高性能ではないし、中学生以上には物足りないだろう。ただ従来は文教用と考えられていたSurface Go3が6万円くらいすることを考えると、半額くらいで用意ができる。学校や役所にとっては助かる存在だ。
文教用専用となったら一般販売されないのかもしれない。そのあたりは不明だ。
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