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【画像生成AI】FLUX.1をためしてみた(2) ComfyUIを導入編

 

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【画像生成AI】FLUX.1をためしてみた(2) ComfyUIを導入編

画像生成AIの代表格の一つ、Stable Diffusionの開発者が作ったFLUX.1を試してみた。FLUX.1には3つエディションがあるが、商用利用も可能なものを選んでインストールしたがうまくいかず。色々知らべて、まずComfyUIを使って解決することになった。

画像生成AIについてのまとめはこちら。

  

前回のおさらい

前回の記事はこちら。

FLUX.1 schnellをインストールしたが、ライブラリがない、メモリが足りないで、起動できず。
以前知った量子化を使って、訓練データを減らす方法もうまくいかず。はてさて。

RTX3060 12GBでも動く訓練データ

ああ、RTX3060では無理なんだろうな、って思っていたが、念のため誰か解決方法を公開していないか調べてみた。
なんと、RTX3060 12GBのGPUで動かすことができるデータを公開している人がいた。

FLUX 12GB openart.ai

FLUX 12GB 出典:openart.ai

条件はあるが省メモリモードにして12GBで動作させることが可能。ただしComfyUIをもとに説明が書かれている。
Comfy UIは1年くらい前だろうか、どのようなAIソフトウェアでも使える汎用的なUIを提供するものとして現れた。操作が面倒ではあるが逆に細かいことまでできる。プロ向けのUIといっていいだろう。
今前試した画像生成AIも結局ComfyUIの所定のフォルダにファイルを放り込んで、プロンプトを入力すれば同じような画像を生成できる。

ComfyUIのインストール

現状はほかに手がないのでこのデータを使うべく、ComfyUIをインストールすることとした。
手順は割と簡単だが、操作方法はかなり難しく、慣れが必要だ。

まずGitHubにあるサイトから動作するモジュール一式をダウンロードする。なお、今回もWindows上で動作させる。

ComfyUI WEBページ

ComfyUI WEBページ


このページを下に行くと「Installing ComfyUI」と書かれたリンクがあるのでクリックする。
プラットフォーム別に書かれているが、Windowsのところから「Direct link to download」をクリックする。ZIPファイルがダウンロードされる。

ComfyUI WEBページ

ComfyUI WEBページ

ZIPファイルを展開して、適当なところに配置する。今回はF:\ai\ComfyUIを作り、ここの下にすべてコピーした。

ComfyUIの起動

エクスプローラでF:\AI\ComfyUIを開き、run_nvidia_gpu.batをダブルクリックする。これでWEB画面が開く。

ComfyUI 起動中

ComfyUI 起動中

ComfyUI 初期画面

ComfyUI 初期画面

右に出ているメニューの一番上、「Queue Prompt」をクリックして、生成を開始する。プロンプトは初期のものが入っている。
しばらくすると画面右端に生成された画像が表示される。ここではガラスの瓶の写真だ。(下の図はクリックして拡大)

ComfyUI 初期画面

ComfyUI 初期画面

エラーになる場合は、小さな四角形の中のメニューの選択が誤っている場合がある。あるいは選択するものがなくてエラーになる場合もあるようだ。
原因を調べ対策していけば動くはず。

ということで、ComfyUIを準備したので、次回はいよいよ12GBメモリで動いたFLUX.1 のご紹介。
ちなみにFLUX.1の12GBバージョンのComfy UIの画面。(下の図はクリックして拡大)

ComfyUI FLUX 12GB用画面

ComfyUI FLUX 12GB用画面

次回に続く。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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