スポンサーリンク
画像生成AIの代表格の一つ、Stable Diffusionの開発者が作ったFLUX.1を試してみた。FLUX.1には3つエディションがあるが、商用利用も可能なものを選んでインストールしたがうまくいかず。色々知らべて、まずComfyUIを使って解決することになった。
画像生成AIについてのまとめはこちら。
前回の記事はこちら。
FLUX.1 schnellをインストールしたが、ライブラリがない、メモリが足りないで、起動できず。
以前知った量子化を使って、訓練データを減らす方法もうまくいかず。はてさて。
ああ、RTX3060では無理なんだろうな、って思っていたが、念のため誰か解決方法を公開していないか調べてみた。
なんと、RTX3060 12GBのGPUで動かすことができるデータを公開している人がいた。
条件はあるが省メモリモードにして12GBで動作させることが可能。ただしComfyUIをもとに説明が書かれている。
Comfy UIは1年くらい前だろうか、どのようなAIソフトウェアでも使える汎用的なUIを提供するものとして現れた。操作が面倒ではあるが逆に細かいことまでできる。プロ向けのUIといっていいだろう。
今前試した画像生成AIも結局ComfyUIの所定のフォルダにファイルを放り込んで、プロンプトを入力すれば同じような画像を生成できる。
現状はほかに手がないのでこのデータを使うべく、ComfyUIをインストールすることとした。
手順は割と簡単だが、操作方法はかなり難しく、慣れが必要だ。
まずGitHubにあるサイトから動作するモジュール一式をダウンロードする。なお、今回もWindows上で動作させる。
このページを下に行くと「Installing ComfyUI」と書かれたリンクがあるのでクリックする。
プラットフォーム別に書かれているが、Windowsのところから「Direct link to download」をクリックする。ZIPファイルがダウンロードされる。
ZIPファイルを展開して、適当なところに配置する。今回はF:\ai\ComfyUIを作り、ここの下にすべてコピーした。
エクスプローラでF:\AI\ComfyUIを開き、run_nvidia_gpu.batをダブルクリックする。これでWEB画面が開く。
右に出ているメニューの一番上、「Queue Prompt」をクリックして、生成を開始する。プロンプトは初期のものが入っている。
しばらくすると画面右端に生成された画像が表示される。ここではガラスの瓶の写真だ。(下の図はクリックして拡大)
エラーになる場合は、小さな四角形の中のメニューの選択が誤っている場合がある。あるいは選択するものがなくてエラーになる場合もあるようだ。
原因を調べ対策していけば動くはず。
ということで、ComfyUIを準備したので、次回はいよいよ12GBメモリで動いたFLUX.1 のご紹介。
ちなみにFLUX.1の12GBバージョンのComfy UIの画面。(下の図はクリックして拡大)
次回に続く。
PR