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JAPANNEXT様より借用して、40インチ5Kウルトラワイド曲面ディスプレイをレビューしている。今回は予定を変えて、コーディングなどの作業に向いているかの確認。
5X40をはじめ多種多様なJAPANNEXT製ディスプレイについてのまとめはこちら。
仕事にこの5X40を使うとしたらどういう業種が向いているだろう。
ちょっと考えて3つ選んだ。
実はこの3つ、自分は趣味あるいは家事の一環でやっていることだ。このため実際に仕事としてこれら作業をやる人と同じ立場でやっていると思う、
まずはプログラマ。自分の仕事の最初はプログラマだった。今は趣味でたまにやっている程度で仕事ではさっぱりだ。
プログラムを作成する、つまりコーディング中はフルHDの画面でもなんとかなるものだが、時に定数や変数をする別ファイルを見たり、編集したい場合がある。
それでもコーディング中は何とかなるのだが、テストフェーズになるとそうはいかない。
実行環境と多数のソースコードを並べたくなるものだ。バグがあるときにその原因を追究していくといくつもソースコードを記述したファイルを開くことになる。
開いて閉じるをすればよいと思うかもしれないが、意外と行ったり来たりが多いもので、閉じてしまうと思考が途切れてしまうとか、どのファイルに戻ればよいかわからなくなる。
統合開発環境でデバッグする場合は統合開発環境が戻り先を管理してくれて楽ではあるが、その場合でも多数のソースコードを開きたい。
そういう思いをかなえてくれるのがこの5K解像度、40インチの5X40と思えている。もっと安い価格であれば多くのプログラマに自腹でもいいから買え!作業効率が良くなると勧められるのだが、自腹買いにはちょっと高価だ。
長くなったが、自分がこのブログのテーマを作っている中で開いた画面の例を1つお見せする。
それぞれどのウインドウなのか説明すると下記の通り。
この例では左端に3つのソースコード、右端に実行させるWEBブラウザ、下にファイルを管理するエクスプローラを置き、上にはファイルをサーバにアップロードするWinSCPを配置している。
こういうやり方ではなく統合開発環境をフルサイズで開いて、中を分けていく方法もとれる。
メールクライアントやSNSクライアントを別のディスプレイに追い出せば、5Kのパネルすべてを開発用として使うことができる。
湾曲ディスプレイということもあり、集中して作業できることこの上ない。
事務作業の代表例がExcelだ。小さいウインドウでExcelを開くこともできるし、下図のようにフルサイズで開くこともできる。
フォントの大きさは125%として、Excelは100%縮尺で表示で開くと、BE列(57列)、縦は58行まで表示されている。3,306セル表示だ。
フルHDのディスプレイでフォントの大きさは100%でExcelを同様に100%の縮尺で表示するとAA列(27列)、30行であるので、810セルだ。
同様の大きさで見える状態としているので、5X40はフルHDの4倍の表示ができている。
自分の場合は家計簿を専用ソフト(MasterMoney6)とExcelでつけているが、前回の記事にあるようにゾーンに配置して、MasterMoney6は右下、Excelは中央上に配置して、銀行明細などをブラウザで確認、取得してソフトに転記あるいは読み込ませて管理している。
以前のLGの34インチウルトラワイドディスプレイでは、縦方向はフルHDと同じ解像度であったため、せいぜい横に2つ並べることしかできなかった。
表示しているものは異なるが、例えばこういう状態だ。
3枚のウインドウ(MasterMoney6、Excel、WEBブラウザ)を並べると3等分しては表示エリアが狭いので半分サイズにするしかない。どうしても片方のエリアは2枚を交互に表示させるしかなかった。
この重ねている、という点が曲者で、ウインドウの切り替え表示が若干面倒だ。ALT+TABで切り替えるか、下のタスクバーに行って切り替えるか。
前者は選択ミスをやりがちで、後者はマウスの移動量が大きい。
これが結構ストレスになっていたが、この5X40はフルHDのパネル並みの表示で4枚、少し小さくして重ねれば、前回の記事で紹介したように6つのゾーンに分けられるので、YouTubeで動画を見ながら、Master Money6とExcelとWEBブラウザで家計簿をつけることも十分できる。
ストレスが減り、気軽に作業ができるようになった。
ちなみに1セルの大きさは下図の通り。
子供が小さい頃はよくビデオを撮影してPower Directorで編集したものだ。BGMを付けたりテロップを入れたりとして、孫の様子を親に見せていた。
子供が大きくなり、かつコロナウィルスで行動制限がされたので、最近はビデオ撮影をする機会がない。
このためこのソフトもしばらくバージョンアップしていないのだが、使い慣れたものなので時々出番が来て動画編集をしている。
起動時はこのように横長を生かして画面下の編集トラックを多く表示できる。右上のプレビューウインドウを小さくすれば、さらにトラックを表示できる。
下図は8トラックを表示している。
試しに昔作った編集ファイルを読み込ませてみた。中央の横長にあるものがビデオだ。映像と音声の両方がここにある。
下のトラックにBGMをかぶせるとか、テロップを差し込む、あるいはタイトルを入れるよう操作指示を入れていく。
ある程度できたら右上のプレビューで確認でき、問題なければMP4ファイルに変換したり、DVDやBDに書き込むことができる。
数多くあるビジネスツールから代表例として3つ選んだ。
5K解像度であり40インチであることからプログラマや事務作業にも適しているが、Adobe RGBに対応しているのでイラストやグラフィックデザイナにもおすすめのディスプレイといえる。
価格が割と高価であることと、設置する机を選ぶ大きさであることをクリアできれば、このディスプレイは多くの人にとって購入すれば幸せになれるだろう。
次回はゲームに使ってみた感想について書く。
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