安価な200Hz駆動の30型ウルトラワイド液晶ディスプレイが登場
最終更新:2022年7月7日
投稿:2020年8月13日
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安価なディスプレイやテレビを販売する会社からウルトラワイドディスプレイが登場。
ディスプレイについてのまとめはこちら。
概要
JAPANNEXTは安価なテレビやディスプレイを販売する会社だが、先日200MHzで動く
ウルトラワイドディスプレイが発売された。
ウルトラワイドディスプレイ 出典:JAPANNEXT WEBページ
型番はJN-VCG30200WFHDR、30インチでゲーミングを想定した商品だ。
価格は39,970円だが、8月18日までは1万円引きで販売される。
仕様
JAPANNEXTのWEBサイトによれば下記の仕様だ。
画面サイズ |
30インチ曲面、非光沢 |
パネル種別 |
VA |
解像度 |
2,560 x 1,080 |
アスペクト比 |
21:9 |
応答速度 |
5ms(GtoG) MPRT1ms |
インタフェース |
HDMI 1.4/ 2.0 各1
DisplayPort |
音声出力 |
スピーカ 2W x 2 |
消費電力 |
31W~50W |
サイズ、重量 |
707mm x 406mm x 200mm(スタンドあり)、5.4kg |
特徴
仕様表の太字のものが特徴と思う。
- 30インチ曲面、非光沢、VAパネル
30インチでウルトラワイドとなると、19インチ~23インチ程度のフルHDディスプレイと
同じ縦幅になると思う。
フルHDディスプレイと並べてマルチディスプレイをする場合は注意だ。
ちなみにLGの34インチウルトラワイドディスプレイの縦幅は、Iiyamaの23インチ
ディスプレイの縦幅とほぼ同じだ。JAPANNEXTからは同じくゲーミング向けに
高解像度で34インチのものもある。
- 解像度 2,560 x 1,080
LGのウルトラワイドディスプレイと同じ。この規格のディスプレイは安めのLGか
高いDellくらいしかなかったので選択肢が増えることはよい。
- 応答速度 5ms
ゲーム用に反応の速い、つまり残像が残りにくい仕様にしている。
ゲーム用途でなければ気にしなくてよいが、VAパネルが残念だ。
ゲーム用途以外にIPSパネルの製品もほしい。
- HDMI 1.4/ 2.0 各1、DisplayPort
DPよりはHDMIを使う機会が多いと思う。規格は異なるがHDMIを2つ用意していることはよい。
切り替え機能が設定から利用できるのかわからないが、それができれば切り替え機を
追加購入したり、HDMIケーブルを抜き差しすることがなくなるので助かる。
感想
34インチの既製品は解像度がさらに良いが高いので今回の製品は売れ筋を目指していると思う。
それでも昨今では23インチのフルHDディスプレイが1万円ちょっとで購入できる。
そんな中で期間限定の値下げであるが3万円で買えるとしても、高額だ。
フルHDを2面買う事ができてしまう。
そうではあってもウルトラワイドディスプレイが良いと思う人には向いている。
実際には下図のような画面は普通の使い方ではあまりないのだが、ゲームの世界では
フルHDでは見えないところまで見えるというのはよくあるようだ。
JN-VCG30200WFHDR 出典:JAPANNEXT WEBページ
ゲーム向けとはいえ、IPSパネルにして34インチにして、この価格ならLGより
安いので売れるのではないだろうか。
マルチディスプレイにしたいが1枚しか設置できない、という方にはぴったりなディスプレイと思う。
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著者プロフィール
irvine
ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。