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オンプレの世界で仮想化基盤を展開してきたVMware社。先ごろブロードコムの買収が終わってレイオフの報道があったが、なんと製品ラインナップの売り方を変えると発表した。
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VMwareは仮想化技術では古い企業なので仮想化基盤であるCloud FoundationやvSphereがある。これが主力製品だ。
他にもいろいろあって、以下のものがある。
どういう製品なのかは興味がある人はVMware社のサイトを見てみるといいだろう。
これらの製品は今までは永続的に使えるライセンスで使えていた。バージョンアップしてもそのまま使えるかは契約によるが、少なくともサブスクリプションは少なかった。
これが先日VMware社を買収したブロードコムの方針によるのか、すべてサブスク制になるという。
新たにVMware vSphere Foundation が提供される。VMware vSphere Foundation は、中~小規模の顧客に対して、よりシンプルなエンタープライズ グレードのワークロード プラットフォームを提供する。vSphere と運用管理を統合する製品だ。
現在の永続ライセンスを使っている顧客には、永続ライセンスを下取りすることでサブスクに切り替えるサービスが提供される。
どういうオファーが来るかはこの文章だけではわからないが、ある期限が来た時には強制的に下取り、サブスクに移行するように思える。
サブスク移行に追加料金が必要か、など詳細は担当営業に聞く必要がありそうだが、クラウドがサブスク制で提供され、世間はみな慣れてしまった以上は、自然な選択なのかもしれない。
ブロードコムが買収した後のVMwareはレイオフや出社の強制などあまりいいニュースがない中でのこのニュースだ。
ブロードコムといっても名前が同じだけで昔のブロードコムではない。これ以上悪いニュースがなければいいが。
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