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Nuans Neoを今更購入 Windows10Mobileの光と影(3)

 

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Nuans Neoを今更購入 Windows10Mobileの光と影(3)

2020年4月30日更新
今更ながら、Windows10Mobile(以後、W10Mと省略)スマホを買った話の続き。
さよなら、Windows10 Mobile。Nuans Neoについてのまとめはこちら。

アプリケーション

W10M撤退の主要因として挙げられるのが、アプリケーションの少なさだ。
いくつか特徴的なアプリケーションを比較する。

SNS

Line 公式アプリケーションあり
facebook 公式アプリケーションあり
twitter 公式アプリケーションあり、フリー版もあり
Instagram 公式アプリケーションあり
pinterest 公式アプリケーションあり

一通りある。
機能としてAndroid版と同等かというとそうでない場合もありそうだが、あまり見えていない。

通販、オークション、フリマ

Amazon 公式アプリケーションがあるが、US向けなので使えない
楽天 公式アプリケーションはあるが、PC向けのため使えない
Yahooショッピング なし
ヤフオク なし
メルカリ なし

ほぼ全滅。ブラウザでアクセスするしかない。

音楽、エンタメ

再生ソフト GrooveというPCにも入っているものがある
Alexaアプリケーション なし
Youtube フリー版あり

地図

Googleマップ フリー版あり

メール

Gmail なし
Outlook 公式アプリケーションあり

カレンダ

Googleカレンダ なし、フリー版あり

ノート、メモ

Google keep なし、フリー版があるが、PC向けのため使えない

通信環境

MVNO提供のアプリケーション なし
速度測定 なし、ブラウザ版はJavaの関係なのか、動かず

電子マネー

そもそもFelica対応でなく、NFCなので意味はないが。

Suica なし
Edy なし
nanaco なし
iD なし

ゲームはしないのでそのあたりの評価はできないが、こうしてみると通販、通販関連が弱い。
それ以外は公式版がなくてもフリー版があるので、困らないと思うのだが。

もちろん、アプリケーションがあるだけで、Android版と比べて機能が見劣りするものもあると思う。
そういうものはユーザが増えれば対応してもらえる。

しかしユーザが増えるためには、ある程度アプリケーションが揃って、使い物になる印象が必要だ。
そのためには、初期の段階でベンダに開発費をばら撒いて、作ってもらう必要がある。

マイクロソフトが用意したお金がが少なくて、バラマキが足りず。
最初に揃えるべきアプリケーションが足りなかったのではないかと思っている。
事の真相は教えてもらえないだろうが。

速度測定

WiFiとLTEで測定する。
同じアプリケーションを用意できないので、参考値になる。
比較は、同じSoCであるSnapDragon617を使う、moto g4 plusとする。
諸元を比較する。

moto g4 plus Nuans Neo
SoC SnapDragon 617 SnapDragon617
メモリ 3GB 2GB
ストレージ 32GB 16GB
バッテリ 3000mAh 3350mAh
LTE速度 不明 150Mbps
WiFi規格 nまで ac対応
液晶画面 5.5インチ 5インチ
解像度 1080×1980 720×1280
カメラ 16M f/2.0 13M f/2.0
その他 指紋センサ、DSDS USB-Cコネクタ
重量 157g 150g

メモリやストレージ、WiFiの規格を除くと非常に似た仕様である。

LTE性能

ドコモプランで測定。
測定時期と測定アプリケーションが異なるので参考値。

上り(Mbps) 下り(Mbps)
moto g4 plus 1.39 14.6
Nuans Neo 4.58 3.21

同じ時期に出た、同じSoCを積むスマホなので基本は同じと思っていた。
しかし、そうでもないのかもしれない。

WiFi性能

まず、moto g4 plusはnまでしか対応していない。
このため測定前から遅いと思っている。

平日深夜の時間帯に測定したが、測定アプリケーションが異なる。

上り(Mbps) 下り(Mbps)
moto g4 plus 57.45 54.95
Nuans Neo 94.41 94.22
motoG4Plus_wifi

motoG4Plus_wifi

NuansNeo_wifi

NuansNeo_wifi

acとnの違いだけなのだろうか。
OS内にボトルネックがあり遅くしているところがAndroidにはあるが、W10Mにはない、ということかもしれない。
想像しかできないが。

厚さの比較

Xperia XZ1とmoto g6 plusと大きさを比較する。
まずはNuans Neo(左)とXperia XZ1(右)の厚み。
ケースを付けたままだとXZ1も厚く感じるが外すと結構薄い。

CompareThicknessNuansXZ1s

CompareThicknessNuansXZ1s

続いてmoto g6 plusとの比較。
これはケースを付けても薄いと感じるmoto g6 plusが薄い。

CompareThicknessNuansmotos

CompareThicknessNuansmotos

3つ並べる。
左からNuans Neo、Xperia XZ1、moto g6 plus。

CompareThicknesss

CompareThicknesss

続いて画面の比較。3つを同じ順番で並べた。
画面の大きさも解像度も違うので見える範囲も違うのだが、moto g6 plusだけが16:9を超える縦長なので大きく見える。
文字の大きさは調整できるがほぼ同じ。

画面の大きさ比較

画面の大きさ比較

次回はできていないメール設定の話。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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