スポンサーリンク
2020年5月10日更新
*この記事は2017年12月15日に投稿しました。
ARMで動くWindowsが正式に発表された。
Windows10についてのまとめはこちら。
RTは今で言うUWPアプリのみ動くサブセットの扱いで、最近ニュースになった
Windows Mobileの開発終了の原因と同様に、豊富なデスクトップアプリを使えないため
専用アプリのリリースを待つしかなく、このためユーザが増えなかった。
何らかの新しいプラットフォームが立ち上がるには、相当量の端末ベンダ、
アプリ開発ベンダへのバラマキが必要だ。どこの戦略を間違えたのか、
バラマキがたりなかったのか、うまく立ち上がらないまま2つとも消えていく。
その反省からか、技術がやっと追いついたのか、ARMでx86アーキテクチャの
エミュレーションが可能になった。正確にいえば、エミュレーションしても
満足できる応答性能にチューニングできたのだろう。最新のSnapDragon845を
搭載したPCが各社から発売予定になっている。
ARMアーキテクチャのWindowsの内部についてメディアの記事を読むと、
カーネルコードはARMネイティブで書かれ、デスクトップアプリは
エミュレーションで提供する
ようだ。至極当然なソリューションだ。
メディアの記事ではベンチマークは取れなかったようで、今後の評価レビューを
待つしかない。マイクロソフトの三度目の正直となるだろうか。成功すればハイエンドの
ノートPCは置き換わっていくと思われる。
魅力はスマホのように常時接続、「常時つながっている」ではないだろうか。
省電力のCPUだからこそ可能になる。メールもメッセージの着信も常に知ることができる。
バリエーションが増えてくると、意外な機種がでてきて、来年後半くらいからは
ほしいPCが変わっているかもしれない。
PCの使い方が変わる年、2018年。後世はそう歴史に記すのかなあ。
PR