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[更新]ahamoが店頭対応を開始 低価格20GB料金プランにも改良が始まるか

 

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[更新]ahamoが店頭対応を開始 低価格20GB料金プランにも改良が始まるか

2021年4月22日更新
本日から1回3300円で有償対応が始まりました。あくまでも操作の仕方を支援してくれるだけで、手続き代行ではないことに注意。
また、端末故障受付は無償で店頭で受け付けるようです。(受付のみ)


2021年の携帯電話業界の話題といえば楽天モバイルの300万回線達成と、低価格20GB料金プランの開始だろう。
その低価格20GB料金プランが始まってもうすぐ1か月。改良する事業者がでてきたようだ。
ドコモについてのまとめはこちら。

開始から1か月

最初のソフトバンクのLINEMOが開始したのが3月17日なので1か月たった。
各社新料金プランを開始したが、大きな問題で聞こえてきたのは、2つある。

1つはahamoの人気があり過ぎなのか準備不足のためなのか、MNPで番号そのままキャリアを変える手続きが遅延した。同じキャリアのプラン変更であれば待つことなく使えるようだが、キャリアを変えてしまうとSIMカードを待つことになるのでSIMの入れ替えは次の週末、なんてこともありそうだ。

ピンを使ってSIMカードトレイを引き出して入れ替えるってことができない人もいそうだ。eSIMならそういう物理的な作業はないので楽ではあるが、端末が普及していない。

自分の耳には入らないけど、低価格20GB料金プランに変えて失敗したと、叫んでいる人はいるのかな。

総務省会合の資料

そんな折、ドコモから総務省主催の会議でこんな報告があったそうだ。

ahamo店頭対応

ahamo店頭対応

出典:総務省会合資料 以下同じ

なんと、ネット対応のみといっていたahamoで店頭対応を考えているそうだ。ただし店頭対応をやめて原資を絞り出しているので、ahamoで店頭対応する場合は有償とするようだ。これは当然のことだろう。問題は価格だ。価格差が小さければahamoをえらぶ必要性を感じない人がでてくるだろう。
端末を雑に扱ってよく壊してしまう人、設定変更をよくする人でショップを頻繁に使う人が入れば、ahamoなどネット対応だけのプランはお勧めできない。手厚いサポートが必要であり、そのためには差額を払う必要がある。

差額は払わない、でもサービスを提供してほしい、では提供側はやっていけない。そのサービスがなくなってしまう原因になる。困るのは結局ユーザなのだ。

勧誘の問題

2つめは、ahamoを餌としてドコモの5Gサービスに勧誘するという話があった。auも内部文書でpovoではなくauのサービスに勧誘するよう指示していると発覚している。

これらについては企業としてはある程度当然と理解できる。利益が上がるほうに誘導して利益を増やしたい。資本主義の社会では当然のことだ。問題なのはahamoはネット対応しかしないという前提なのにショップがユーザに話を持ち掛けて勧誘していることだ。景表法に触れると書かれたニュースもあったと思う。

対応を差別化したことで安くしている。これは問題ないし、ユーザはその対応を前提にサービスを提供してもらうのだから、店頭対応がないことに不満を言うべきではない。不満があれば高い従来サービスを受ければいい。今どき車にガソリンを入れるときにセルフでなくフルサービスを使う人は少ないと思うが、窓を拭いてもらう、ごみを捨ててもらうというサービスの原資が差額に入っているのだからセルフの値段でそれを求めるのは違うと思う。

この手の問題はずっと続いている。キャリアの問題かショップの問題なのか。競争が激しいからか、ノルマが厳しいからか。ユーザの誤認に付け込むのはフェアではない。やめてほしいものだ。

その他

他、総務省の資料をみていたら興味深いことが書かれていた。
まずはドコモの階層化だ。auやソフトバンクのように3階層で提供していくことを本格的に考えているようだ。ドコモにとっての最下層は現状は各社のMVNOといえるが、ドコモ内でMVNOを作るつもりなのかもしれない。最有力候補はOCNモバイルONEだろう。

ドコモ階層構成

ドコモ階層構成

3階層?povoやLINEMOをいれると両社はもう4階層のような気がする。
au – UQmobile – povo – BIGLOBE
ソフトバンク – Y!mobile – LINEMO – LINEモバイル

ソフトバンクのLINEモバイルはLINEMOに移行していくだろうから、こちらは3階層に戻っていくのだろうか。階層が多すぎるのはユーザにとってわかりにくくなるのでせいぜい5階層が限界と思う。一番わかりやすいのは1つしかない楽天モバイルであることに変わりはない。

それから端末保証についての話題もある。今後は回線契約していないユーザが端末を購入した場合にも補償サービスを提供しなければならない。夏ごろに提供予定だそうだが、金額が気になる。

端末保証

端末保証

スマホは高価なので壊れると出費が痛い。かつて自分はガラケーで一度、スマホで一度壊れている。

この時、補償サービスに入ることを固く誓って、メインで使う物にはつけている。今後端末をセット販売しないサービスになっていく中でこのように回線を使用しないユーザが安いという理由で別キャリアから購入する場合もあるだろう。毎月500円ぐらい支払っている。結構な出費だ。安くしてほしい。

サービス開始して1か月。差が見えない中で各社のせめぎあいは次の決算でわかるか。MNO戦国時代。

ahamoへの申し込みはこちらから。

容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2970円(税込)

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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