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AMDはCPUではインテルと競合しているが、グラボ用チップではnVidiaと競合している。
注目されるAI事業に対してAMDも進めており、この分野で先行するnVidiaと競合するようだ。
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AMDといえば諸兄にはCPUとグラボで知られている。チップ専業メーカだ。
インテルのようにNANDフラッシュメモリを作る(作っていた)わけでもなく、最終製品としてCPUをマザボにのっけて売るわけでもない。
だからAMDはチップをベースにしてその技術を転用できる分野に広げていこうとする。インテルの垂直方面の進出に対してAMDは水平方面だ。
(結果的にインテルは5GもNANDもNUCも撤退して、今やCPUだけで生きているメーカといってもいいだろう。あ、最近グラボを出すようになって、AMDみたいになって来た)
AMDはマザボを作ったりはしないので、持つ技術をほかの用途の半導体製造に転用して事業を広げようとしている。AI向けの需要が大きくなってきたので、そっち方面に出ていくようだ。
ロイターによれば、AMDは2024年にAI向けの半導体の売上高が20億$になる見込みと伝えている。おおよそ3000億円だ。
nVidiaだけでなく今後AIは重要な事業になる。今はまだ黎明期ではあるが、GPUのように大量の計算を行うことができる半導体は引っ張りだこだ。
ゆくゆくは量子コンピュータにその座を渡すのかもしれないが、技術も価格もまだそのレベルになってない。5年10年は現行製品の延長が続くのだろう。
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