デスクトップ向けインテル第10世代Coreシリーズの登場

2020年5月6日 - ニュース, パーツ
    
デスクトップ向けインテル第10世代Coreシリーズの登場

第9世代が混迷していたせいか、ずいぶん遅れて
デスクトップ向け第10世代のCPUであるCore i9他が発表された。

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状況

第10世代となるまで1つのシリーズが続くのは、インテルでは初めてでは
ないだろうか。古くは80386とかPentium4でもバリエーションはあったが、
多くは動作周波数でランク分けをしていた。たまにリソのプロセスを進化させたりもあったが、
10世代になるようなことなく、その前に次のブランドに変わっていった。

今回の第10世代は開発コードがComet Lake-Sという14nmで作られている。
残念ながら、IceLakeで実現予定の10nmプロセスはまだまだ量産に使えるように
なっていないようだ。一方でAMDは第3世代Ryzenで既に7mmを実現している。
プロセスの微細化は低電力だけでなく、ウエハーから取れるダイの個数が増え、
収益に影響する。インテルは現時点ではAMDに対してビハインドだ。

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仕様

発表されたCPUはCore i9/i7/i5/i3、そして下位ラインナップのPentium,Celeronだ。
フルモデルチェンジだ。

特筆すべきはRyzen対策なのだろう、ハイパースレッディング(以下HT)機能が
i5/i3に解禁された事だ。
従来はi3でもあったのだが、第8世代で仕様が変わった。コア数が倍増されたため、
そのままHTありで提供されるとラインナップ上下及び旧世代とも競合してしまう。
商品戦略上から第8世代ではCore i5/i3共にHTが非提供とされたのだろう。

一方でAMDはそんなケチくさいことをせず、i5相当のRyzen5シリーズでも
HTを利用できる。自分が作ったJisaku7はRyzen 5 3600を使っているが、6コア12スレッドだ。
インテルとはマルチコア性能が明らかに違いそうだ。

こういう機能差と価格差から、近年はインテルではなくAMDで自作する諸兄が多いと推測する。
今回の第10世代では、インテルはこの制限を再度解除し、
Core i9~i3まで全てがHTを提供する。あるべき姿に戻ったようだ。

また、コア数についても増加の一方だ。i9が10コア、i7は8コアだ。
両者の違いはコア数だけと極論できる。(実際には他にもある。)i5は6コア、
i3は4コアとこちらも分かりやすい。コア数でラインナップを整理したと言える。
I3はいつのまにか4コアだ。第6世代のSkylake i7-6600Kも同じ仕様なので、
コア数だけ見ると第6世代のi7ハイエンドも第10世代のi3ミッドローと同じ程度の様だ。
4年で価格が1/5程度とはなぁ。

Pentiumは2コア4スレッド、Celeronは2コア2スレッドとこれもわかりやすい。

400番台チップセット

CPUソケットは4年ぶりに更新されLGA1200となった。ただし冷却ファンなどは
そのまま使える様だ。一方でAMDは今もAM4ソケットを維持している。
ここまで互換性を考えてくれるといいのだがなあ。

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チップセットは400番台、Z490とH470が出てくる。新たな機能として

を提供する。PCIe4.0には対応していない。またThunderbolt3機能の内蔵もまだの様だ。

訴求点

インテルはハイエンドゲーマー向け市場を守ろうと高クロックのCPUを投入してきた。
ゲームのフレームレートはi9の場合で第9世代に比べて33%増となったそうだ。
Ryzenと比べるとシングルコア性能はまだインテルのほうがいいようだ。
マルチコア化が遅れているゲームではインテルのほうが向いているといえる。

性能は、第7世代のi7と比べると81%も増加している。あるベンチマークでの
結果なので全てに通じるわけではないが、相当速くなった、と言える。

発売日

まだ未定だが、年末までにはそろってくるだろう。
コロナウイルスの影響で今後のPC需要がどうなるかまだわからないが、
企業の投資は相当抑制されるだろう。安売り合戦になりかねない気がする。

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