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Windows11の数少ない目玉の一つであるAndroidアプリの利用が日本でも可能になったので早速試してみた。
Windows10/11についてのまとめはこちら。
昨年初夏にWindows11がリリースされる話が合って1年弱前に正式にGAした。
その後新品で発売されるPCのプレインストールOSはWindows11になったが、Windows10を使い続けている人も多いだろう。
かくいう自分も緊急でバージョンアップした」1台以外は全く進めていない。
昨年から噂は流れていて、今年になってからUSでは利用可能になっていた、AndroidアプリをWindows上で使う機能がとうとう日本でもGAされた。
なぜ必要なのか。それはおそらくWindows10 Mobileの失敗からきている。
Windows10 Mobileとはマイクロソフトが打ち出した、スマホ市場をとるためのOSだった。Android、iOSに続く第3のOSを目指していたが、アプリが少なく利用するユーザが広がらなかった。
このため2019年にはサポートが終わり。使えなくなったアプリも続出して自分も最近は電源を入れることもない。
興味がある方は下記参照。
軌道修正を迫られたマイクロソフトはAndroid陣営にすがったようだ。今回のAndroidを動かす機能は実はWindows Xで作られた技術だ。
そのWindows Xも軌道修正して開発中止となり、技術はWindows11に統合された。
今回のWindows11の機能リリースにより、再び小型デバイスの開発をマイクロソフトは始めるのかもしれない。
しかし現状を考えればそれは成功するとは思えない。3年前の決断をまた揺り戻す必要はないだろう。
Windows11のライセンスを持っていれば利用可能だ。ただ、マイクロソフトストアのバージョンアップが必要。どうやって手動でするのかわからないので、おそらく自動で時期を見て更新されている。
バージョンは22206.1401.6以降なら良いそうだ。バージョンの確認は下記の通りでできる。
まずマイクロソフトストアを起動する。
次に右上のアイコンをクリックし。メニューからアプリの設定 をクリックする。
ではインストールしよう。全部で10分もかからない。
条件を満たしたら、マイクロソフトストアのホーム画面に戻り、上の検索バーに
amazon アプリストア
と入力して検索する。下図のアプリを探してインストールボタンをクリックする。
するとWindows subsubsystem for Androidをインストールする画面になる。ダウンロードボタンをクリックする。
Amazon Appstoreが開く。お持ちのamazonのアカウントでログインする。
マイクロソフトとAmazonはクラウドサービスで競争している。Azureとawsだ。シェアはまだまだawsが強いが、Azureの追い上げる勢いもある。このため両社での間で協力関係ができるとは思えなかった。
推測でしかないが、クラウドサービスのシェアの3番手にはGoogleやオラクル、IBMが競っている。Googleから見れば、マイクロソフトやamazonに利するGoogle Playの提供はやりたくないのだろう。
以前もamazonとGoogleではスマートスピーカが競合しており、互いのサービスを利用できなかった。例えばEcho ShowでYouTubeを見ることができなかった。
今でもGoogle PlayをamazonのFire HDでは(そのままでは)使えない。
裏技によって使えるようにできるが。
同じような流れで、Googleがマイクロソフトにも許可しなかったのであろうか。
起動したAmazon AppstoreはAmazonが提供するサービスで、一部のAndroidアプリしかない。ほぼ全部を見たが。SNSのアプリはなくい、主にゲームだった。
現状プレビュー版ということなので、今後増えるのかもしれない。が、裏技が出てくるまでは当面大きな期待ができないと思われる。
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