スポンサーリンク
アップルがプレスリリースで2021年3Q(4-6月)の決算を発表した。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。
アップルのプレスリリースによれば、2021年度3Qの業績は下記の通り。
売上高 814億ドル
これは前年同期比の36%増。
財務諸表によれば、製品別の売り上げは下記の通り。
製品分野 | 2021年3Q売上高(百万$) | 2020年3Q売上高(百万$) |
---|---|---|
iPhone | 39,570 | 26,418 |
Mac | 8,235 | 7,079 |
iPad | 7,368 | 6,582 |
ウェアラブル | 8,775 | 6,450 |
サービス | 17,486 | 13,156 |
合計 | 81,434 | 59,685 |
ダントツ1位はiPhoneであるが、2位は意外にもサービスだ。
そしてMacとウェアラブルも同じくらいにまで成長してきている。
かつてアップルはアップル「コンピュータ」、つまりMacを売る会社だったが、看板商品がiPhoneに変わって久しい。
そしてMacは今は3位の売り上げだが、そんなに遠くない将来にiPadとMacが一緒になっていくのではないか。
リリースによれば売り上げが増えた理由は、下記の通りだ。
当社の地域セグメントそれぞれで過去最高の売上を達成し、それぞれの製品カテゴリーで2桁成長を遂げたこと、さらに、アクティブデバイスのインストール台数が過去最高を更新したことにより達成されました
つまり、製品が売れたという事だ。
好調な決算を反映して、キャッシュフローは210億ドルになった。
株主還元にも積極的であり、290億ドルも配当などで還元している。
スマホのエリアではiPhone以外に多数のライバルが立ちはだかるが、タブレットはGoogleが消極的になったこと、ファーウェイが鍾愛が難しくなったことで失速し、iPad以外には敵なしに近い状態だ。
そして日本ではGIGAスクールの推進で多数のiPadが売れたと思う。
アップルの好調は当面続くだろう。そして成長が止まる日は来るのか、止めるのはどの企業か。切磋琢磨が続くので楽しみなことである。
PR