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インテルがNUC事業をASUSに売却

 

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インテルがNUC事業をASUSに売却

インテルのPC事業はNUCくらいしかなかったが、そのNUC事業をASUSに売却することになった。

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インテルの発表

インテル ASUS NUC事業を売却

インテル ASUS NUC事業を売却 出典:インテル

インテルは小さいPCをNUC(Next Unit of Compute)として開発、製造、販売している。主に第10世代以降のCore CPUを載せた、高性能なベアボーンPCという印象だ。
NUCに興味はあったがなにせ価格が高い。従い買ったことはなかった。

インテルは12世代あたりの開発遅れが原因でAMDに対する優位さをずいぶんなくした。見た感じではインテルとAMDのCPU性能は拮抗していると思うが、価格の面でAMDが有利であろう。
インテルはNAND事業を素電い売却しており、いよいよCPU専業として生きていく覚悟をしたように見える。
その一環でNUC事業を売却したのだろう。

またGoogleがスマホを育てて、ある程度のところでNexusブランドをやめてしまったように、パートナーがいい製品を作ってくるようになったらGoogleなりインテルがパートナの事業を脅かす製品を作り続ける理由がなくなる。
そういう面でNUC事業は一定の成果を収めたのだろうか、パートナに譲る時期になったようだ。

ASUSのメリット

今、小さなベアボーンというとASRockが一番に浮かぶ。DeskMiniシリーズは傑作だ。騒音さえ何とかなれば。

ASRock(アスロック) ミニPCシリーズ DeskMini B660 DESKMINI B660

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ASUSも確かやっていたが、いまいちパッとしなかった。
NUC事業を取り込むことで、ベアボーンにテコ入れをしようと考えているか、あるいは完成品の小さいPCもポートフォリオに入れていくのか。

どっちにしてもASUSの事業エリアは拡大する。

両社にとって思惑が一致した今回の売却は珍しくWin-Winなものだったようだ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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