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デル様より機材を借用し、個人用ノートPCではハイエンドに当たるXPS13をレビューした。
依頼をいただいたレビュー記事はこちら。
XPS13をちょっとつかってみた。借用した実機は下記のもの。
まずはどういう風に見えるか、再度外観を載せる。
斜め前からの姿。
キーボードをズーム。
背後から見る。
テントモード。
そしてタブレットモード。
ずっしりとではないが、重みを感じる。
しかしそれは堅牢な証拠。少々手荒な扱いでも耐えてくれそうに思える。
性能を測定し、保有するInspiron 7380も同じもので測定した。
先に言っておくと、借り物なのでマイクロソフトアカウントの設定ができないため、ストアからダウンロードするものはやれなかった。
具体的にはCinebenchとSPEEDTESTだ。
ほか、アカウント登録が必要なものもやれてない。Steamが必要なPCMarkだ。なおSteamはダウンロードしようとしたが、画面表示がおかしくあきらめた。
測定したツールは下記の通りで、結果も掲載する。
ツール名 | XPS13 | Inspiron 7380 |
---|---|---|
CPU-Z 構成 |
||
CPU-Z ベンチ |
||
Crystal Disk Mark |
||
Final Fantasy XIVベンチマーク |
||
WinSat |
ツールについて簡単に紹介しておく。
Final Fantasy XIVベンチは、dGPUがないとまともに動かないゲームが多い昨今で、そのゲームを使ったベンチマークだ。
アニメのようにめくるめく戦いの場面が表示され、最後にスコアが表示される。
今までもインテル内蔵グラフィック機能を持つPCでやってきたが、どれもだめだった。Inspironもそうだ。
しかしXPSは違った。解像度を工夫すれば、使えるようだ。新しい内蔵グラフィックであるirisのお陰だろう。
もちろん、快適にゲームをすることは無理なので、そういう要望があればdGPU内蔵のゲーミングノートPCと書かれているものを選ぶか、デスクトップPCでグラボを積む方がいい。
WinSatはWindows7から続く標準の測定ツール。今はグラフ表示はしてくれなくなったが、ネット上のサービスを使うことで手軽にグラフにできる。
Inspironでも高速と思っていたが、XPSはその上をいく。さすが、第11世代のCorei7搭載だ。
XPS13が第11世代のCore i7、Inspiron 7380が第8世代 Core i5であるしメモリもストレージも異なるので、性能は大きく異なって当たり前だ。
使い心地はいい。さすがCorei7だ。性能がいいはずだ。 同じ4コア8スレッドなんだけどな。
使っている感触では、Inspironは時々マウスカーソルが止まったりするが、XPS13ではそういうことはなかった。
長時間使ったわけではないし、インストールするアプリケーションが大きく異なるので同じ条件ではないが、XPS13は快適だね。
XPS13のデバイスドライバ情報をキャプチャした。この辺は普通のPCと同じ。
下に行く特徴的なデバイスが並ぶ。IntelのOptaneやKiller Networking、Thunderboltがならぶ。このあたりがevoのゆえんだろう。
4K表示できるようなのだが、13インチではさすがに小さい。2,560x1,560でもこのくらいだ。
理由はわからないのが、動画サービスをみることができなかった。
試したのはYouTubeとABEMA。どちらも静止画の一覧は表示されても動画は開始できなかった。
以前、inspironでも同様のことがあり、設定変更で見ることができるようになった。
最後にWEB画面を表示して画面タッチで操作したところを動画撮影した。軽快に動いていることがわかるだろう。
借用したPCは個人用のハイエンドであるので、自分が普段買うこともない機種になる。
自分の場合は、あくまでもデスクトップPCがメインであり、ノートPCは出先で使うなどのためでしかない。補助的な役割であるので性能よりも軽さ、コストをポイントにして選定する。
使い物になるならCPUはatomでもpentiumでもいいのだが、これらでは残念だが自分の用途には合わないとわかっている。
このため数年前から最低ラインをCorei5と考えている。
Corei7はその上のスペックであるので、したがって購入対象にしていない。
しかし住宅事情でデスクトップPCを持てない、出先でもデスクトップ並みの性能が必要な人には、この機種は選択肢に入るだろう。
全てを一台で完結させたい人にはこの上なく頼もしい存在だ。XPS13はそういう使い方をしたい人にはやや高価であるが期待を裏切らないPCといえる。
願わくは借用ではなく、サンタさんからプレゼントしてほしい一品だ。メリークリスマス。
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