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2021年モデル Ryzen搭載 2in 1 PCのLenovo Yoga 650 レビュー(3) 性能測定

 

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2021年モデル Ryzen搭載 2in 1 PCのLenovo Yoga 650 レビュー(3) 性能測定

レノボの最新の2in1である、YOGA 650を入手したので使い心地をレビューする続き。
Ryzen搭載2in1 PCのLenovo Yoga 650についてのまとめはこちら。

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この記事のポイント

  • Yoga 650のベンチマークを実施
  • ストレージや通信は期待通りだが、グラフィックについてはやはりいまいち

 

ベンチマークテストの実施

最近は新しいPCを入手するとこの手のテストをやっている。実施するテストと内容は下記の通り。

  • PCMark10 総合的なベンチマーク
  • WinSat Windows標準の総合的なベンチマーク
  • FF14 Benchmark グラフィック処理機能
  • Crystal Disk Mark ストレージ性能
  • SPEEDTEST 通信性能

この他、ノートPCでは気になる騒音も測ってみた。

PCMark10

まずは総合的なベンチマーク。PCMark10はアプリケーションの利用、WEB会議がスムーズか、というアプリの視点でベンチマークを行っている。

PCMark10

PCMark10 出典:UL WEBページ

結果は下図の通り。以前測定した第8世代Core搭載のDell Inspiron 7380 (Core i5, 8GB)も併せて掲載する。

pcmark10_yoga650

pcmark10_yoga650

Yoga 650 Score:4,934

pcmark10_Inspiron7380

pcmark10_Inspiron7380

Insprion 7380 Score:3,254

図のように総合スコアはYoga 650が4,934、Inspiron 7380が3,254となっている。
中堅どころのCPU同士ではあるが、コア数などの違いで差がついたというところか。

顕著な差はProductivityとDigital Content Creationで出ている。SpreadSheets Score(Excelのような表計算アプリ)は倍近く、Photo Editing Score(写真編集)とRendering and Visualization Score(レンダリングによる表示)は倍の値になっている。
表計算の差はわからないが、ほかはグラフィック機能による差だろう。

WinSat

WinSatはWindows7から搭載されているOS標準のベンチマーク機能だ。Windows8からは手動で実行して、結果表示をわかりやすくするには外部のツールを使うようになった。
結果は下図の通り。

winsat_yoga650

winsat_yoga650

CPU、メモリ、ストレージに問題はないのだが、ボトルネックはグラフィック機能となっている。それでもインテルの内蔵グラフィックに比べたら高いほうだと思う。

比較対象にはならないが、自作PCのJisaku7の測定結果はこちら。ほぼ変わらない。

winsat-Jisaku7

winsat-Jisaku7

FF14 Benchmark

大人気ゲームソフトであるファイナルファンタシー14を使ったベンチマークだ。

FF14ベンチマーク

FF14ベンチマーク

Yoga 650の性能を知るために高品質モードと標準品質で2回測定している。
以前Jisaku7で測定したときとは内容が変わっているので、改めてJisaku7でもやってみた。
インテルCPU内蔵グラフィックのInspiron 7380はやるまでもないので実施していない。

結果はこちら。

ff14_yoga650_high

ff14_yoga650_high

Yoga 650 高品質 2,958

ff14_yoga650_std

ff14_yoga650_std

Yoga 650 標準 4,017

ff14_jisaku7_std

ff14_jisaku7_std

Jisaku7 標準 13,352

デスクトップ版とノートPC版で測定基準が違うのかもしれないが、同じ標準でも3倍のスコア差がある。
ゲームをするならゲーム用と書かれたノートPCを買うか、無難にデスクトップでグラフィックカードを用意するほうが良いのだろう。

Crystal Disk Mark

ストレージ性能を測定する。シーケンシャル、あるいはランダムで読み書きする。
最近のPCはSATAではなくM.2によるPCI/e直結のものを使っている。性能面ではM.2 SSDのチップ性能の差が出てくるくらいか。
結果は下図の通り。以前測定した第8世代Core搭載のDell Inspiron 7380 (Core i5, 8GB)も併せて掲載する。

crystaldiskmark_yoga650

crystaldiskmark_yoga650

Yoga 650

CrystalDiskMark Dell Inspiron7380

CrystalDiskMark Dell Inspiron7380

Inspiron 7380

ランダムアクセスは大差ないように見えるが、シーケンシャルアクセスは倍くらいの性能が出ている。
PCIのバージョンの差とは思えないので、使っているM.2 SSDのチップ性能の差だろうか。

ちなみにSATAドライブをつかうJisaku7は下記の通り。シーケンシャルリードではYoga 650が5倍の性能を出している。
最近は遅く感じることもあるので、次に更新するときはM.2のSSDにするつもり。

Crystal-Jisaku7

Crystal-Jisaku7

SPEEDTEST

WiFiの速度を測定する。これが遅いからといってPCのせいとは限らないが、同時に測定すればPC以外のボトルネックの影響か否かは分かる。今回はそこまではやっていない。単独で測定した。

speedtest_yoga650

speedtest_yoga650

Yoga 650

speedtest_inspiron7380

speedtest_inspiron7380

Inspiron 7380

性能はどちらが上なのか判定に困る結果だ。Yoga 650はWifi6、InspironはWiFi5であるが、WANがフレッツ200Mbpsなので
性能としての差は見えてこないと思う。

参考までに有線であるがJisaku7の速度。この数字ではWAN側が限界なのだろう。

speedtest_jisaku7

speedtest_jisaku7

騒音測定

ノートPCというと、高負荷ですぐにファンが動いてうるさくなる。デスクトップPCはやや話しておけばいいし、ケース次第で静音になるが、ノートPCはそうはいかない。
このため排熱とファンのバランスが大変だと思う。Yoga 650のOSパッチ適用中に測定した。

Yoga650騒音

Yoga650騒音

測定はAndroidのアプリの騒音測定器を使い、排気口にスマホを寄せて測定した。
平均して54dB前後だ。この数値は「注意すれば通常の会話は可能」というレベル。
60dBになると大声でないと会話できないようになるので、54dBは多くの人がうるさく感じるがまだ我慢できるというレベルだろうか。

もっともパッチ適用時ぐらいしか、ファンがうなっているのを聞いたことがない。

まとめ

Yoga 650は2 in 1 として様々なポーズができ、オフィス用途だけでなくプレゼンやタブレットとして気軽に操作できる。
機械的な機構であるので耐久性は心配だ。

また、3年前のInspiron 7380と比較して、性能がかなり向上している。価格差は大差ないので、Ryzenの性能がかなりよいのだろう。
最新のオフィスが添付されていたモデルなので、事務用にもちろん問題なく使うことができる。クリエイティブな用途も、動画編集などでなければ問題なさそうだ。

グラフィック性能はデスクトップ機に比較して劣るもののほかは大差なく、デスクトップ機の代わりに使う事もできそうだ。興味がある方は一度公式サイトを見て検討を。

直販サイトはここから

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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