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Xに投稿したが、ASRock製のベアボーン、DeskMini X600を半年近く待っていたので、自制心がきかず購入してしまった。
さあて何に使おう。今回は購入したパーツを実際に組み立てた。
ASRock製のベアボーンミニPC、DeskMini X600のまとめはこちら。
先に紹介してしまおう。今回も動画にしているので、参照してください
以下はポイントについて写真を交えながら補足説明する。
まずはケースのねじを外して、内蔵されているマザーボードを引き出す。
ケースの背面のIOパネルの周辺に4か所、ねじ止めされている。これを外して、中央付近にある鉄の板状のものをつかんで引っ張る。
すると中に設置されたマザボが出てくる。
引き出したマザボはケースと細いケーブルでつながっている。おそらく電源ボタンやLEDとつながっている。誤ってこれらを傷つけないよう慎重に引っ張り出す。
CPUの箱から取り出す。CPUに同梱されているCPUクーラーは今回は使わず、DeskMini X600同梱のものを使う。高さ制限があるためだ。
透明のパッケージに収められているRyzen 8600Gだ。
マザボ上のソケットのレバーを上げてCPUをそっと置く。CPUの向きを間違えると壊れるので注意。(もっとも向きを間違えたら入らないので、無理やりやらなければ気づくはず)
再びレバーを下げる。これで固定された。
CPUを冷却するため、DeskMini X600に付属するCPUクーラを設置する。CPU付属のものはDeskMini X600では高さが足りず使えない。
シリコングリスは最近のものでは最初から塗られている。CPUに向きを確認したうえで、そのまま置く。
CPUソケットの両端に突起があり、CPUクーラにそれをひっかける。そのままでは安定していないので、一方にだけあるレバーを反対側に倒す。きつくしまって固定される。
この辺りは動画でうまく撮影できなかった。若干力が必要なので、パーツを壊さないように注意しながら力をかけていこう。
CPUクーラを設置したら、電源コードをマザボの隅にある専用の端子につなぐ。本数、向きがあってCPUクーラしかはまらないはずなので、場所をマニュアルで確認して電源ケーブルをさしておこう。
完成するとこうなる。
メモリのレバーも固いので注意。
一般的なデスクトップPC用のメモリと異なり、この製品は以前からノート用のSO-DIMMを使う。PC用を誤って買ってしまった場合は返品かほかに流用するしかない。
メモリは写真のようにデスクトップPC用と比べると横に短く縦にやや長い。DeskMini X600の製品にメモリ1枚は禁止していたか覚えていないが、何年も前からメモリは偶数枚で実装するのが普通になっているので、今回も16GBx2としている。
詳細は動画を見てほしいが、レバーは固い。レバーというよりもメモリを差し込むスリットへの差し込みが固いのかもしれない。
きちんと差し込めないと動作不良の原因になるので、きっちり差し込んでレバーがカチッと戻るようにする。
なお向きについて動画の中で説明している。向きを誤ると差し込めないので、慌てず両側で試してみよう。
SSDを差し込むM.2.のスロットは合計3つある。Gen5とGen4のSSD、それからオプションのWiFiモジュールだ。今回は1TBのSSDを1枚実装するだけとして、容量不足になったら、空いているM.2.スロットに追加するか、まだ使っていないSATAケーブルで2.5インチSSDを追加するか考えよう。
CPUの横にGen5とWiFi用のM.2.スロットが垂直で実装されている。垂直実装はほかでも見るのでよくやる手法だ。
ここにSSDを実装する。まず端子側に差し込む。反対側がうくが、付属の小さなねじで固定する。このねじは普通サイズのドライバでは大きすぎる。メガネのねじでも使う精密ドライバを用意していないと困るので、持っていない人は一式買っておこう。
買ったものはすべてベアボーンに実装した。完成写真はこれだ。
大きなCPUクーラを中心に、左にSSD、上にメモリ、その右にはCPUクーラの電源ケーブルをつないでいる。右側は背面のIOパネルだ。
メモリから左にはマザボとケースをつないでいるケーブルがある。前述のように電源ボタンやLEDをこのケーブルで制御している。
最初と逆に慎重にマザボをケースに戻す。そして背面パネルの四隅のねじを締める。
底面にゴムを貼り付けておこう。ねじが入った袋に4つ、ゴム足がある。台紙からはがして、ベアボーンの底面に貼り付ける。貼り付ける箇所はへこんでいるところだ。
これでできた。一度外観を確認しておこう。前回の開封の際に見た外観とほぼ同じだな。
自作PCではこのレベルにするのに数時間かかることが多いのだが、半完成品であるベアボーンだからか、30分程度で組み立てが終わった。
今回はサブPCということもあって周辺機器がごっそりとあるわけでもないので、部品点数が少ないこともある。非常にらくちんだった。
次回は起動。
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