【Amazonタブレット】Fire Max11が発売 11インチ2Kディスプレイの最上位機

 

amazonから、タブレットの最上位機が登場。11インチのFire Max11だ。
2K解像度のディスプレイにCPUはFire HD10よりも良い。キーボードカバーも改良されている。
amazon製タブレットのまとめはこちら。

Fire Max11の概要

2023年のタブレットの世代交代は、順当にいけばFireHD10と思っていたが、なんと新しい機種が登場。
HD画質を超えるMAX画質ということなのだろうか。タブレット名が変わり、Fire Max 11と名乗る。

特徴はFireHD10よりもよいディスプレイ解像度とカメラ解像度。あとはメモリとSoCの性能アップ。

ディスプレイ

2,000 x 1,200　画素のフルHDよりもちょっと横方向に広がりがある11インチディスプレイだ。画面のアスペクト比が書かれてないのでわからないが、筐体サイズの縦横比からすると1.59になる。1,980 x 1,200の画素の場合は1.65なので若干横方向がギュッと詰まった表示になるのだろう。

2,000 x 1,200解像度のディスプレイはほかで聞いたことがないのでなぜこの解像度を採用したのだろうと思う。ウルトラワイドディスプレイのように増えた横方向の解像度80ピクセルをナビゲーションなどほかの用途に割り当てられたら、また違った製品になったのだろうから残念であり、コンセプトが不明である。

カメラ解像度

Fire HD10がHD画質、つまり720pに対し、Fire Max11はFHD、つまり1,080pだ。平均的なスマホレベルになった。今までが古い仕様だったといえる。
ただ、タブレットのカメラは写真撮影よりはWEB会議で使うのみだろう。FHDである必要性がどこまであるかは疑問あり。

メモリ

Fire HD10が3GBに対し、Fire Max11は4GB。ただしFire HD10 plusは4GBなので大きな違いはない。

SoC

Fire HD10が2.0GHzのオクタコアであるのに対し、Fire Max11はオクタコアであるが、2コアは2.2GHz、他の6コアは2.0GHzだ。若干速いイメージだ。

その他

専用のキーボードカバーとスタイラスペンが別途販売される。
キーボードカバーはPCのように使いたい場合に必要だが、Fire HD10ではBluetooth接続の3rd Party製だった。Fire Max11ではAmazon製のものでしかも充電不要という。おそらくタブレットとキーボードがインタフェースで接続するようになっているのだろう。WEBでは「ポゴピン接続」と書かれている。
これなら使いたい時にキーボードの充電切れ、ということがなくて便利だ。

スタイラスペンはUSI2.0に対応している。
さらにMicrosoft 365 Personalを3カ月無料で利用できる。(条件あり)

では、仕様を比較しよう。

仕様比較

大きさが近い、Fire HD10と比較する。
なお、Fire HD10はレビューを書いているので不明点があれば下記を参照。

発売予定

6月14日より販売。予約は既に受付中。

まとめ

性能的にはFire HD10と同等あるいは価格差分だけ性能が向上していると思われるがその差は少なそうだ。
従いFire HD10(2021)を持っている人が買い替えることはないだろう。

一方でFire 7やFire HD8を持っている場合でWEB会議専用のタブレットが欲しい、そのうえで文書の作成をしたい場合には、Fire Max 11はお勧めだ。
Microsoft 365 Personalを利用できるので、オフィスツールを使用できる。しかも当初3か月は無料だ。オフィスを使えるところはFire HD10も同じだが、画面が大きいのでFire Max11のほうが使いやすいだろう。専用ディスプレイの使い心地はわからないが、バッテリの持ちはよさそうだ。

FireHD10よりもかなり高いので7月にあるだろうPrimedayセールを待つもよし、下がらないとみて安くなりそうなFire HD10を買うもよしだ。