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前回書いてから早2年。やっとMac G4とサヨナラしたのでそれをまとめた。
前回の記事はこちら。
驚いたことに、いまだこの記事のアクセスが多い。分解方法に困るのかな。
経緯はこうだった。妻が新しいMacを買ったのでずいぶん前に職場から払い下げで購入したMacG4を処分することになった。
ただ、もともと仕事で使っていたものなのでHDDには機密情報がもしかしたらあるかもしれない。これを外して処分することが必須だった。
このため分解したら、これがまた大変。重い本体、開けるのに六角レンチが必要。DOS/Vとは異なる複雑な構成。
驚きの連続だった。それが2年前。
さぼって書いていなかった記事を書いておく。
開けた瞬間に、HDDの場所はわかった。パタンと倒した扉側ではなく、立っているほうの右側だ。HDDは起立して固定されている。
ちなみに左の金属の箱はDVD-ROMとFDDが入っている。さてどうやって外すか。
接近してみる。下のケーブルは簡単に抜けるが(インタフェース形状からSATAではなくPATAだな)おそらく左右の金属板にねじ止めされて、
金属板もさらに別の場所でねじ止めされているのだろう。うーん、面倒。
横の隙間から様子を見てみるが、HDDを直接ねじ止めしているようだ。しかし手が入らないし、ドライバも無理だ。
となると、結論は、左のDVD-ROM,FDDユニットを外して手を入れられるようにするしかない。外して隙間を広げて、ドライバで外すのだ。
DVD-ROMのユニットは内側からねじ止めされている。ネジを外して動かすことができた。
なんとかDVD-ROMユニットを撤去できた。当然だが、PATA接続の幅広のケーブルもいったん外さないといけないので面倒だが仕方ない。
これでドライバを回す空間ができた。
HDDを固定している金属板を丸ごと外すことができた。以前のことなのでよく覚えていないが、単に差し込んでいただけなのかもしれない。
HDDを固定していた金属板の横から見るとこのような構成。
この後どう外したか記録していないので不明だが、困った記憶はないので簡単にHDDを外せたと思う。
外した後の金属板を戻して、撮影したのが、前回の最後の写真だった。
ふたを閉めて六角レンチで締めて元に戻した。
さて、売りに行こうとしたときにいろいろあって後送りになり、さらにコロナウィルス騒ぎとなって売りに行くこと自体がためらわれる状況になった。
秋になって5波が終息してきたのでこのチャンスに売りに行くことにした。
さて、市場価格はどうなのだろう。あれ。
すでに市場はインテルMacすら終焉に向かっており、その前のPowerPCのMacを求める人はほぼいないようだ。
ネットで検索すると、引き取りません、という文字しか見つからない。
しかもHDDがないのでOS起動を確認できない。こんな代物では普通に売ることは無理だ。
PCの処分にはお金がかかるので、ダメもとでジャンク品なども扱うオフハウスにもっていくと、意外にも値段が付いた。
最悪の場合、0円でもいいと思っていたのだが。
さよなら、妻のMac G4。新しい持ち主のもとで元気で。
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