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先日行われたGoogleの年次イベント、Google I/Oにて新しいスマホなどが発表された。
Google製Pixelについてのまとめはこちら。
Google主催の年次イベントで、通常このイベントで秋に出るPixelの新機種のアナウンスがある。
今年も通例通り、秋に出る新機種のアナウンスがあったほか、いくつかの製品が紹介された。
すべて英語だが、下記から確認できる。
まずは昨年秋に出たPixel6の廉価版の6aが7月末にでる。
通例に従えばPixel6に対してカメラレンズを減らし、メモリを減らして、ボディをプラスティックにしている。
しかしカメラ撮影後の処理などはPixel6と変わらないはずだ。
Pixel6ではテレビCMにもあったが、撮影後に映りこんだ人を消すMagic Eraserがある。今まではPCでPhotoshopを使わないとできなかったものがスマホだけでできると衝撃を受けた。
この機能が廉価版のPIxel 6aでも使えるとなると、今後各社も同様の機能を投入していくだろう。
しかしあるものを消すことができるとなると、何が現実で何がフェイクなのかわからなくなりそうだ。
Pixel6aはau、ソフトバンクからも発売予定。もちろんGoogle StoreでSIMフリー版を購入できる。
さて本命の秋に出るはずのPixel 7。
まだスペックなどは公表されていないが写真からわかるのはレンズが3つ、SoCはさらに強化したものが載りそうだということ。当然だが次期OSのAndroid 13を載せて発売される。
Googleはアップルの後を追うだけなのだろうか。アップルウォッチのようなPixel Watchが登場する。
登場の仕方はかつてのアップルのジョブスCEOのように、「ここにあるよ!」と言いたげだった。
Pixel7と同時期にリリースされるそうだ。
昨年、スマートウォッチメーカのFitBitを買収しているので、おそらくその技術を使って作っているのだろう。見た目が似ているように思える。アップルウォッチが四角なのに対し、FitBitは丸い印象だから。
先のリンク先にあるビデオでは、スマホなしで単独でGoogle Mapによる行先案内ができるようなデモがあった。
となると、SIM内蔵か?アップルウォッチは非常に高価なので、対抗馬として注目されると価格競争になってよいと思う。
スマートウォッチは健康管理にぴったりだ。日々の歩数、睡眠時間を記録してくれるので、調子が悪くなったら原因を的確に調べることができる。
いわゆるイヤホンなのだが、最近は各社これに注力している。iPodが生産終了というニュースがあったが、専用機で音楽を聴く時代は終わり、今はスマホなどで聞く時代なのだ。
となると、スマホに対して追加するのはこういうイヤホンだけになる。イヤホンが無線でつながり、音質が良いものをユーザは求めている。
自分はいまだに昔のiPodとBoseのノイズキャンセリングイヤホンで楽しむことが多いが、Boseの立場が危ういということなのかな。
Pixel Buds Proもノイズキャンセリング機能を搭載する。各社のイヤホンで聞き比べたいところだ。
空間オーディオにも対応する。PIxel 6aと同時期に発売予定。
とうとうGoogleがタブレットに帰ってくる。
かつてNexus7/9といった名機を送り出してきたが、その後はChromebookに注力するためタブレットは撤退したと思われていた。
昨今のコロナウィルスによる在宅勤務、リモート授業のフィードバックがあったのだろうか、タブレットがやはり必要になったのだろうか。
発売は来年とのことで現状の仕様は不明。Nexus7のような価格破壊をするタブレットは出ないと思うが、機能、性能面ではM1搭載iPad Proを打ち負かすようなものが出ることに期待。
ビデオの最後にこんな製品があった。名前が明示されていなかったので開発中のものかもしれない。
眼鏡を装着すると、相手の言語を希望の言語に翻訳して、ガラス面に表示してくれるようだ。
本音の希望としては耳で聞こえるほうが良いが、まだそこまで技術が進んでいないのだろう。
文字で表示するだけでも大きな進歩だ。
デモでは英語と中国語、スペイン語と英語というように、相互変換して相手の眼鏡に投影されていた。
意思疎通が図りやすくなった時代とはいえ、言語の壁はまだ高い。この眼鏡が商品化されたら通訳は失業に向かうことになりそうだ。
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