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【CentOS後継】本家RHEL9がGA 新しい段階に入るLinux

 

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【CentOS後継】本家RHEL9がGA 新しい段階に入るLinux
 

Linuxは様々なディストリビューションがある。有力なディストリビューションの1つがRed Hat Enterprise Linux (RHEL)だが、先日ベータテスト終えてGAしたと発表があった。

社会を支えるインフラになったLinuxのまとめはこちら。

  

RedHatの発表

ボストンで開かれていた、Red Hat Summitで発表されたようだ。昨年末に始まった9のベータテストが終了した。おそらく問題なかったのだろう。
そしてRHELの新しいバージョンがGAした。一般提供はまだ時間がかかるようだ。

RHEL9 GA RedHat

RHEL9 GA RedHat 出典:RedHat

RHELの現状

IDCの調査によれば、RHELは世界中で2022年に13兆ドルもの経済規模になっているという。
Linuxの中では企業向けに使うにはRHELが一番にあげられるが、最近はUbuntuなども人気が出ている。
RHELについては昨年のCentOS終了問題があって、RedHatの仕打ちに激怒した人が多かったことだろう。
詳細はこちらに書いている。

現在のRHELは開発版をCentOS Streamにしている。RHEL9はこの体制で作られる初めてのバージョンだ。
かつては、RHELのパッケージを合わせてクローンとして定義したCentOSを皆が無償版RHELとして使っていた。
ところがRedHatの方針変更によりCentOSがなくなり、Alma LinuxやRocky Linuxが登場した。
今までのようにRHELのクローンOSを使いたい人はこの2つのLinuxに乗り換えていくことになった。

一方で名前が似ていても異なる立場のCentOS Streamは、上記のようにRHELの開発版になっている。
次期バージョンがどうなっていくか早めに見たい開発者にはおすすめだが、まあ世の中ほとんどの人はこれが欲しいとは思っていないだろう。

RHEL9の機能

OSとしての機能は先日別の記事で紹介していた。

一番驚いたのは、SELINUXの無効化ができないこと。これって導入されたときからまともに使っていない機能で、いつも無効にしてきた。
それがとうとう無効にできなくなるそうだ。いろいろ面倒なことがありそうだ。

このほかにRHELならではの機能としては、下記がある。これらがAlma LinuxやRocky Linuxに入るのかは不明。

  • エッジ向けの管理機能
    リモートでデプロイする機能、ゼロタッチプロビジョニング機能、システムヘルス状態の可視化ができる
  • ポッドマンによる、コンテナの自動ロールバック
    コンテナが新しいバージョンに更新失敗した際に自動的に前バージョンにロールバックする

RHELの今後

RHEL9からCentOSというクローンが不在になった。それを契機にRHEL系から離れUbuntuに行った人も多いようだ。

CentOSの代わりのOSに乗っていく人もまだまだ多いと思うが、RHELの将来が明るいかどうかはまだわからない。
この機会に新しいOSが出てくるチャンスもあるかもしれない。しばらくこの周辺は注意が必要だ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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