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自作メインPCのJisaku7が不調 再びKP41問題発生

 

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自作メインPCのJisaku7が不調 再びKP41問題発生

約1年前に半年かかってやっと使えるようになった
自作メインPCのJisaku7。1年弱安定して使えていたが、
突然KP41問題が再発。うーむ。
Ryzenで作った自作PC Jisaku7についてのまとめはこちら。

Jisaku7とは

始めてRyzenで作った自作7号機。現在のメインで使うPCで、パーツ購入は消費税が10%に上がる前。
しかし作ってしばらくしてKP41問題による突然の再起動に悩まされ、半年かかってやっと対策した。
その汗と涙の物語は上記リンクを参照。

主なスペックは下記の通り。

CPU Ryzen 5 3600
マザーボード MSI B450M MORTAR MAX
メモリ G.Skill F4-3600C19D-32GSXWB
ストレージ SSD 500GB + HDD 6TBx2
グラフィックカード PH-GTX1650-O4G

KP41再発前の変更点

ある日突然再起動が発生するようになった。

KP41

KP41

数時間使っていていきなり再起動する。1年前のように連発ではないが、そのうち悪化するかもしれない。
こういう場合、何らかの変更を加えているためのことが多いので何を変えたかを思いだす。
思い当たるのは2つ。

前者はハードウェア交換により、消費電流が変わった可能性がある。後者はもともと
使っていなかったグラフィックカード周りを酷使するようになり、そのために消費電流が
上がるとか、今までは踏まなかった地雷を踏んでしまったとか。まあ、そんなところに
目星をつけた。まずは電源交換かな。

電源の注文

1年前の作業の中で当初の電源を交換し600Wにパワーアップしていた。念のため700Wに上げるか。
ケースがマイクロATXなので安くても大きな電源では作業しづらい。ちいさいものを探したら
こういう物があったのでプラグインでもあり、採用した。
SGPT4-700P

正月休み中に発注したが納品部門が休みなのかすぐに来なかった。
待つ間も時々再起動が発生する。ゲームではセーブ前のデータが吹っ飛び、他の作業中も困ることがあった。
うーむ。何か手はないのかな。

暫定対策

前回のKP41問題では最終的にクロックを下げることで安定した。3000MHzで使っていたが、もしかしたら
さらに下げれば安定するのかもしれない。そう思い付き、電源がくるまでしのぐ策としてやってみる。

3000MHzの下は2900MHzがあるが、一度2800MHzにして見るか。
BIOSに入ってOCメニューからクロックとメモリ設定を変更して保存、再起動する。

BIOS設定

BIOS設定

なんとこれだけで安定するじゃないか。電源はいらなかったかな。
でも200MHz落としているので、目に見えて遅く感じる箇所がある。うーん。やはり電源交換して
直るのならそうしたい。

電源交換作業

やっと届いた。

電源の箱

電源の箱

電源の箱

電源の箱

早速Jisaku7のAntecの電源を撤去し、購入した新しい電源を設置。
マザーボードの電源共有については背面配線でやりたかったが、8ピンのほうが若干短いようで、
あきらめた。無理に配線してそのせいで断線したら意味がない。

電源設置

電源設置

起動して様子を見る

3600MHzはもともとシビアなので動作しないように見えた。このため、3200MHzから始めるか。
前回の様にKP41の再発をWindowsを起動して再発するまで様子を見る、ってやっているとSSDへの
ダメージが気になるしデータ破損も相当起きる。回避するにはmemtest86だ。
以前作ったUSB起動できるメモリを挿して起動するがなぜかOSなしと表示。あれ?
しかたないので再度作ることとしたが、memtest86+というもののほうがよいという情報があったので
こちらを試してみた。

こちらのほうが更新が早いという事だった。

早速USBメモリを挿してインストール。再起動して実行する。何も設定を変えていない状況で
2時間程度で32GBメモリのシステムをチェックしてくれた。

memtest

memtest

1年前はテスト時間がもっと長かったよな、大丈夫かな。一抹の不安がある。
とりあえず3200MHzでテスト完走したのでこれでWindowsを使う。問題なく使える。

ところが再発

しかししばらくしたら再発。うーむ。

しかたない、実績のあるクロックを下げて様子見だ。
3000MHzに下げるもしばらくして再発。
2800MHzでは電源交換の意味がなくなるよなと思い、2866MHzに設定。約2.9GHzだ。
これでバックアップもゲームも問題なくできている。とりあえずは良かった。

教訓

  • 電源の故障の可能性があるが、まずはクロックを下げて様子見。
  • ハードウェアの故障の可能性を切り分けて、個別に修理か交換する。しかし購入して
    しばらく経ったものの修理は難しいので基本は互換性のある部品に交換するしかない。

さて、元気そうな電源が2つも予備になってしまった。何に使おう。
ゲームするのと作業するPCは安全のために分けたほうが良いかな。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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