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ヤマダ電機配下の量販店が合併 ツクモも

 

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ヤマダ電機配下の量販店が合併 ツクモも

すでに発表があったのでご存じの方が多いと思うが、一応おしらせ。
PC、周辺機器に関するニュースのまとめはこちら。

発表の概要

ヤマダホールディングスの発表では、7月に配下のヤマダデンキを存続会社として今まで買収してきた
量販店を合併する。対象の量販店は下記の企業。ブランド、屋号は残るそうだ。

  • ベスト電器
  • 九州テックランド
  • Project White
  • マツヤデンキ
  • 星電社
  • 黒川デンキ
  • 加藤商事

このうち、Project Whiteというのが現在ツクモを運営している会社だ。

ツクモの歴史

自分自身がPCを購入した初期の時期はいまのようにインタネットがなかったので雑誌で情報を仕入れ、
あとは自分の足で店を回って確認するしかなかった。といってもその頃は自作PCの趣味はなく、部品もろくに
売っていなかったので、主にゲームとか周辺機器、場合によっては部材を購入してハードを作っていた。

その回る店の中にツクモがあった。当時は九十九電機だったかな。
憧れのPCが展示されており、キラキラした目で見ていたものだ。

当時は会員になって、通販でたまに購入していたのでポイントもそこそこたまっていたのであった。
PC単体を買うとか、ベアボーンを買うとか。そういうものをなじみのある会社で買っていた。
20世紀の頃は、秋葉原のTsukumo EXビルに行ったりもしたかな。あの狭い階段を上下したっけ。

そんなPCに特化した店ではあったが、amazonに代表されるネット通販が台頭してきたためなのか、
別の理由なのかある日突然、会社が倒産してしまった。店は一時的にしまっていたかもしれない。
会員は無効になりポイントも消えてしまった。

そんな会社を救済したのが、ヤマダ電機だった。当時すでに日本一の家電量販店の地位であった。
以後、ツクモは復活するもあくまでもヤマダ電機の戦略の一翼を担う立場であった。
西新宿のヤマダのビルの最上階に店があり訪問したことがあった。広い店内、所狭しと並べられたマザーボード。
でも意外と客は少なかった記憶がある。その店はほどなくなくなってしまった。

他の会社

ベスト電器もマツヤデンキもなじみがある会社だ。
ベスト電器は九州が地盤だったか。なぜか家の近所に店ができたので家電を何度か購入したが、
いつの間にか無くなっていた。その後ヤマダ電機に救済されたと聞く。

マツヤデンキは小さい店が中心の展開で全国各地にある。買ったことはないが、店の前を通ったら
ヤマダ電機に変わっていたので驚いたことがある。多分この時も救済されたのであろう。

何時頃に救済があったのかは記憶にないしネットで検索してまで書きたいとも思わないが、ポイントは
テレビのエコポイント終了、リーマンショックの頃ではないか。2010年以降に救済したという話しは
特に記憶がないし、ヤマダ電機自身もエコポイント終了で結構あぶない時期があった。

ヤマダ電機の戦略

ヤマダ電機は創業者が1台で日本一の量販店に育てた企業だ。その戦略は会長の頭にだけあるのであろう。
想像は難しいがこういう事なのかな。

昨年ホールディングス制に移行し、大塚家具をグループに迎えた。かなり前には住宅会社のSバイLもグループに
迎えている。今後は家電だけの企業ではなく総合企業を目指しているのであろう。
その戦略の中で家電販売会社が複数あり続けるのは、例えば社長の給料、総務部門の人件費、こういった
重複する機能をまとめて経費を抑え込みたいのであろう。

ヤマダ電機が次のステップに向けて考える構想。まだ見えないが、これからも日本の小売部門を
代表する企業であり続けるのであろう。ヤマダ電機のPS5販売にも期待。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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