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2月10日にキオクシアが発表したが、フラッシュメモリ製造のための部材に異物が混入し、製造の一部が止まっていた問題にアップデートがあった。
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2月10日に発表の有った件については下記に書いた。
3月3日に第2報が公開され、通常生産に戻ったそうだ。
2月下旬に回復したとあるので、2,3週間で復旧したようだ。
半導体の生産現場はクリーンルーム、つまり小さな粉塵さえも許されない環境で作られる。聞いた話では停電や何らかの生産に支障がある問題が発生すると、ラインに載っているものもすべて破棄になるそうだ。
ラインに載っているものを1つ1つチェックする手間を考えたら作り直すほうが安いのだろう。
今回の問題は部材への異物混入なので事情は異なるが、何とも微妙なバランスの上に乗って作られている。
今後も影響は残り、3次元フラッシュメモリのBiCS FLASHの生産量は少なくなるようだ。
NAND価格が上がればSSDも値上げになる。PCやスマホだけでなくデータセンタ内のサーバにも影響がある。2022年は値上ラッシュの年だが、PC、スマホも免れられないようだ。
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