インテルがNANDビジネスを売却 その後の進む道は?
最終更新:2021年6月24日 投稿:2020年10月29日
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CPUがAMDの後手に回っているインテルが、NANDビジネスを
売却するニュースがやってきた。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。
発表の概要
韓国SKハイニクスの発表によれば、同社はインテルのNANDビジネスを90億$で
購入することで合意した。NANDビジネスには、NANDメモリとSSDなどのストレージビジネスを
含むそうだ。この中には中国のNAND工場の譲渡も含まれる。
ただし、この譲渡にはインテルのOptaneビジネスは含まれない。
この手の買収案件は各国の承認が必要であり、世界情勢から中国の承認が一番手間どりそうであろう。
予定通り2021年に買収が終わるかどうかは微妙な状況と思われる。
インテルのSSDといえば
Ivybridge世代で作った自作PCのJisaku5のストレージにインテルのSSDを採用した。
当時はまだまだ高かったので、240GB程度の容量だ。
CPUとSSD
以後はもっと安いメーカのものを買うようになったので、インテルのものはこの1点だけだ。
その後3D NANDやOptaneテクノロジが出てきて、インテルのNANDビジネスも脚光を浴びていた。
でもおそらくCPUビジネスがうまくいかないことで、周辺のコアではない事業を
整理することになったのだろう。インテルといえばメモリも5GもNANDもやっていたが、
最終的にはCPUだけになりそうだ。
CPUがこけるともう後がない。インテル、大丈夫か?
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著者プロフィール
irvine
ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。