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本サービスは2022年12月27日に新規受付終了。サービス終了も近そうだ。
昨年行われたベータテストを経て、正式サービスが始まった。
顧客満足度の高いMVNO事業者 mineoのまとめはこちら。
ベータテストとほぼ同じと思うが、改めて確認する。ベータテスト開始時の記事はこちら。
ずいぶん時間をかけたテストになったようだ。当時は昨年夏には始めると思っていた。
当時はファーウェイのタブレットを使ったテストだった。ファーウェイ製品を使うのは現時点では現実的ではなさそうなので、後述の様に端末は変わったようだ。
では具体的にどう使うのだろうか、見て行こう。
タブレット、あるいはスマホを車に設置し、そのアウトカメラをドライブレコーダとして画像記録する。また通信機能とGoogleマップの組合せで、カーナビとして操作ができる。Googleアシスタントにより音声操作も可能だ。
肝心のパケット通信のコースだが、mineoのDプラン、つまりドコモSIMで1GBコースの契約になる。これでは足りないじゃないかと思うが、オプションを使って回避する。mineoのパケット放題を使用して、最大500kbpsになるがデータを使い放題にできる。このオプションにより通信料が高額になることを回避している。
なお現在はパケット放題を1~1.5Mbpsに加速するイベントを開催している。
なお、ドライブパッケージとして販売する際の端末は下にあるようにLenovoのタブレットかモトローラのスマホに限定されている。もちろん同じものを用意すればどんな端末でもできてしまうのであるが。
ベータテストから変わった点について気になるものがある。
ベータテスト当時はこのパッケージで車内WiFiになると謳っていた。
今回の正式サービスではそういう記述がないし、上記の様に500kbpsの速度では難しそうだ。おそらくパケット放題では実用的ではない意見があったのだろう。
MNO各社が値下げしたプランを出したことで、よほどのヘビィユーザでもない限り安価に20GB程度まで毎月追加料金なしで使える仕組みができた。こういう情勢なので車内WiFiとしてパケットを使わなくて済むサービスが必要だろうかと再検討したのかもしれない。現時点では不要と思う。
あと、500kbpsという速度の点だ。車内WiFiをやめても依然として地図アプリはSIMによる通信による。おそらく地図アプリだけなら問題ない速度と思う。
ではこの端末で例えばamazon musicやYou Tubeで音楽をかける場合はどうだろう。サービスに定義されていないことなのでもちろん保証はないが、帯域を考えると無理なのだろう。
タブレットやスマホでカーナビ+ドライブレコーダにしたいと思うユーザは車に固定のそういう設備がないユーザだ。であれば、オーディオも持ってないケースもありそうだ。(あるいは新規に買う場合はあえてつけない)
オーディオはやっぱり車の設備でつけてね、となるとどうなのだろうか。車の設備なしでいろいろできますよという提案が難しそうだ。
もっともスピーカなどは車用のもののほうが良いので、やはりこの案は無理なのかな。ネット音楽と車のオーディオは連携すべきと思うが、amazon のEcho autoのような形式でないと無理という事だろうか。
Echo autoについては下記記事参照。
どういう人に向いた製品なのだろうか。おそらくこうだろう。
ニッチな製品であることに間違いはないが、新たな販路開拓の1つになりそうだ。
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