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IIJmioが前に同様の発表をしていたが、mineoはau回線でフルMVNOに参入するそうだ。通常のMVNOに比べてやれることが増えるので、差別化ができそうだ。
顧客満足度の高いMVNO事業者 mineoのまとめはこちら。
オプテージが提供するmineoは、au回線を使用したフルMVNOに参入すると発表した。
フルMVNOといえば、IIJが2019年に開始している。
mineoも同様にフルMVNOを2027年度下期から開始するそうだ。


mineo フルMVNO 2601 出典:オプテージ以下同じ
現状はデータ交換機とインターネットのみをMVNO事業者が提供し、SIM発行、基地局、交換機はキャリア側の設備で行っている。
フルMVNOでは基地局のみキャリアの設備を利用し、他はすべてMVNO側で提供する。SIM発行、音声交換、データ交換などもすべてMVNO事業者が提供する。


mineo フルMVNO 2601
この表を見て分かることは、音声/SMSの独自メニューや電話番号の自社発行だ。これ以外は現状のライトMVNOでもできているが、音声の独自メニュー提供でフルMVNO事業者を選ぶ、なんてことをユーザがするとは思えない。音声通話さえもアプリでする人が増える中、音声通話は法人用途でなければ着信できればいい、緊急で使えたらいいという認識だ。
どういう独自メニューが出たら契約したいと思うのか、気になる。100人以上の同時通話とかそういうものかな。かけ放題が例として挙げられているが、現状でもMNOの場合はあるので説得力が弱いと思える。
一方で料金はどうなるのだろう。
現状は回線を占有する想定でMNOと契約し、その契約で得た帯域をMVNO事業者の方針に従って多くのユーザに分ける。なるべく多くのユーザで沸ければ速度が遅いMVNOといわれる。これは使っても使わなくても支払うそうなので、夜中に少ないユーザで使えば速度が速くなる。
フルMVNOになれば、規模で安くしている(はずの)MNOの設備を使わずMVNOの設備を使う。コスト的には割高になりそうだ。
それに無線はともかく有線回線が見えない。例えば北海道と沖縄で通話をする場合、ライトMVNOならその経路はすべてMNO任せだ。MNOが持つ有線回線を経由して適切に通話できるように接続される。
これがフルMVNOになると、電話交換もMVNO側なので全国1あるいは数か所の交換機を設置する場所で無線(MNOから優先で接続されると思うが)をMVNOが用意する有線回線に乗り換えなければならない。着信側はこの逆が必要だ。全国をカバーする有線回線をMVNO事業者が持っているはずはないので、結局これもNTTなどの事業者から借りるしかない。
MNOが安くできる料金を不当に高くしていて、その分を値下できるというのなら可能だけど、MNOも相当努力していると思う。
果たして価格が安くなるか、通話できるエリアが制限されないか。そのあたりが気になるかな。
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