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利用者の満足度が高いMVNO事業者のmineoが、今度は昼休み以外の時間帯で一定速度の使い放題プランを提供する。
顧客満足度の高いMVNO事業者 mineoのまとめはこちら。
平日の昼休み時間帯である12-13時はMVNO利用者にとっては地獄の時間帯だ。
他の時間帯は比較的使えるのだが、昼休みだけは遅すぎて使えない時期もあった。
最近は在宅勤務なので試す機会もないが、au回線はすいすいと使えるのにmineoやIIJmioは遅くて表示に時間がかかったっけ。3,4年前の話ではあるが。
その時間帯は需要が多いので全体的に遅くなる。MVNO事業者にとってはトラフィックの分散は悩みの種で、契約上はどの時間帯も一定のトラフィックをさばけるような回線量を持つしかない。
でもそうすると夜中などはほぼつかわれないので無駄になるうえに事業上は赤字の原因になる。
そのために負荷分散方法を考えると、今回のマイそくのように他の時間帯は利益となる制度を提供し、その代わりに負荷が高い昼休みの利用制限をする手を思いつく。
mineoはすでに類似のサービスとして、パケット放題Plusを提供している。
これは車載用のドライブパッケージを目的に作られた印象だったが、高速通信用パケットをオフにした場合に1.5Mbpsで通信できる。通常の料金の他に月額385円で利用できる。
1.5Mbpsというと、Zoomなどのビデオ会議でも82%の人は利用できたと回答している。
このサービスの欠点はベースのプランが必要なので割と高い。例えば1GBのデータ通信ができるプランに追加すると、1,683円になる。
この欠点をカバーしたのが今回のマイそくと言えそうだ。もちろん全く同じサービスではない。が。
注意点は、このプランには高速通信できるモードがないので、常時1.5Mbpsあるいは3Mbpsが上限になる。
先の図にあったように1.5Mbpsでもあまり困ることはないだろうから、高速通信はなくてもいい人向けのプランだ。
マイそく利用者が高速データ通信を使いたい場合にオプションプランが用意される。
povoと似たもので、24時間330円で速度上限なしになる。
といっても、MVNOの速度上限なしはMNOと同じではない。なのに値付けがpovoと同じという点はいかがなものだろうか。せめて220円だったら魅力的に見えたかもしれない。
1.5Mbpsあるいは3Mbpsで常時(昼休み除く)使いたい人に適したプランだ。
在宅勤務のバックアップ回線に、速度が不要な用途の固定回線として常設するのに向いた低価格のプランだ。
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