mineoのトラフィック最適化は悪か?
最終更新:2021年5月26日 投稿:2018年5月8日
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2020年5月14日更新
連休最後に出てきた話題。
mineoのまとめはこちら。
トラフィック最適化?
突如mineoがトラフィック最適化を黙ってやっていてごめんと謝罪した。
その実感をしていなかったユーザからすると、え、なに?と突然の発表で驚いたが、
どうもこういうことだったようだ。
トラフィック最適化とは、例えば動画などを圧縮して帯域を節約することやQoS制御をすること
多くの動画を使うユーザに影響がある(が、自分は無線LANでしか見ないので影響なし)
またトラフィック最適化にはパケットの中身を見る必要があるので、プライバシの侵害を想像する。
この最後が曲者で、最近のトラフィックはGoogleのhttps化推進でどんどん暗号化
された通信になっている。暗号化された通信をどうやって最適化するの? というところが、
公表せずにやっていたためにブーイングを呼んでいるようだ。
(なお公表せずに最適化を実施することはサービス約款に記載しているので問題ないとのこと)
実際のところ
先のマイネ王のブログの関連記事を読むと機械的に対象パケットと判定しているそうで、
さすがに暗号を解読しているわけではないとのこと。
最適化の適用スケジュールが公表され、主に平日昼休み、休日は午後が対象になっている。
この時間帯を外せば最適化の対象外になるが、最適化されるとどう困るのかいまいちわからない。
カクカクの動画を見ているよりは解像度が多少悪くてもスムーズに表示されるほうが
嬉しいと思うのは、テレビ電話的な発想なのかな。
早く鎮静化するとよいが。
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著者プロフィール
irvine
ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。